「スノーボードしたいけど、やり方がわからない…」
「スノーボードで痛い思いをしてちょっと怖い…」
「ターンが上手くできない…」
「知人をスノーボード始めさせたいけど、上手く教えられるか心配…」
「上手くなりたい!」
「スノーボードの基礎を知りたい!」
「スノーボードインストラクターになりたい!」
「上手く教えられるようになりたい!」
という方に朗報です!
現役A級インストラクターで現在もスノーボードスクールに所属している筆者が簡単に連続ターンができる方法をお伝えします。
やり方や「なぜ板が曲がるのか」などの原理を知ればすぐにできるようになりますし、何より安全です!
今回は、スノボ学レッスンで行った初心者レッスンの内容を簡潔にポイントをまとめてお伝えしていきます。
スノボ学レッスン!スノーボード初心者を半日で連続ターンへ
まずは、実際にスノボ学レッスンで行った初心者レッスンの動画をご覧ください。
動画のレッスン内容は、半日(午前中の2時間)で行ったものです。
この日の午後は二名になりましたが、動画の撮影時は一名です。
スノボ学流レッスンのやり方で連続ターンができれば、カービングターンもすぐにできるようになります。
なお、毎回全ての人が連続ターンができるようになるわけではありません。
スクールですと、複数人をまとめて見なければいけなかったり、年齢や体格、道具、雪の状態なども影響して上手く進行しないこともあります。
今回は、プライベートレッスンで大人一人、雪の状態も良かったので順調に進みました。
今回のレッスン内容は、下記の通りで進めています。
午前中レッスン
・挨拶
・ブーツの履き方
・道具の説明
・板の置き方
・ストレッチ
・板の付け方、外し方
・転び方
・立ち方
・片足装着で片足で立つ、方向転換、歩く、滑る(スケーティング)
・片足のみ装着で滑走(ワンフット)で半ターン(真っ直ぐから横向きへ曲がること)
・リフトの乗り降りの説明
・リフト乗り降り
・カカト側の横滑り(サイドスリップ)
・カカト側の斜め滑走(木の葉落とし)
・つま先側の横滑り
・つま先側の斜め滑走
・カカト側の半ターン(真っ直ぐから横向きに曲がる)
・つま先側の半ターン
・カカト側のワンターン(Cの字を描くように曲がる)
・つま先側のワンターン
・連続ターン
レッスンの基本的な説明
最初に行う基本的な部分の説明に関しては、今回は割愛します。
なお、過去記事で紹介しているところもありましたのでリンクを載せておきます。
■ブーツの履き方
■道具の用語の記事
■転び方の記事
レッスンでも意外に難しい|スノーボードの立ち方
まずは最初に苦戦するのが、スノーボードでの立ち方です。
板に両足を固定して立つのはとても難しいです。
そこで、立ち方のポイントをお伝えします。
立ち方には、カカト側とつま先側があります。
カカト側で立つときのポイント
ポイント1:利き手で板の真ん中を持つ
ポイント2:お尻ともう片方の手を振って板に近づける
ポイント3:利き手で板を引っ張りながら、もう片方の手で雪面を押して、前に起き上がる
起き上がるときに板から利き手を離します。
カカト側で立つイメージGIF
つま先側で立つときのポイント
ポイント1:スネの前にあるブーツのタンをスネで押し潰す
ポイント2:雪面を押して立ち上がる時にお腹を正面側に出す
ポイント3:つま先立ちはせずに、スネでブーツのタンを押し潰してバランスを取る
つま先側で立つイメージGIF
これで立てる理由やもっと細かなやり方、注意点を下記の記事にて紹介しています。
かなり重要な要素ですので、記事を見ておくことをおすすめします。
■立ち方の記事
板が滑る感覚を感じ取るための練習|スケーティング
板が雪面を滑る感覚は、日常では感じ取ることができません。
この非日常的な感覚に少しでも慣れるために、片足を板に着けて滑る「スケーティング」という技術を身につけていきます。
平地で移動する際にも使いますので、最初に練習するといいでしょう。
また、斜面で練習することでリフトの降車時の練習にもなります。
ここで知っておく必要があるのが、前足と後ろ足です。
右利き足の方・・・「左足が前足」「右足が後ろ足」
左利き足の方・・・「右足が前足」「右足が後ろ足」
スケーティングのポイント
ポイント1:片足で立つ感覚を養う
下を見ずに顔を上げて、足元だけの感覚で行いましょう。
■片足で立つ感覚を養うイメージGIF
ポイント2:板を装着している足で雪面を滑らせる
ここで、板が雪面を滑る感覚を感じ取ります。
■前足で雪面を滑らせるイメージGIF
ポイント3:方向転換を行う
後ろ足を板の前に出して、つま先をガニ股のように外側に向けます。
前足で板をしっかりと持ち上げることで、板の向きを変えることができます。
ポイント4:スケーティングをする
進行方向に目線(顔)を向けます。
前足を進行方向に滑らせて、後ろ足で雪面を蹴ります。
蹴ったら、前足に体重を乗せて立つようにして、すぐさま後ろ足を板の真ん中に乗せます。
このスケーティングを何度か繰り返します。
更には、目線を進行方向に向けるクセをつけるようにして、滑る感覚とバランス感覚を養います。
ポイント5:斜面でワンフット(片足のみ装着で滑走)
まずは、リフトに乗らずに斜面を登って片足で斜面を降りる練習をします。
真っ直ぐ滑ってそのまま止まれる場所で練習しましょう。
重要なのは、スケーティングでも練習した
【目線を下に向けずに足元のみの感覚で行うこと】
です。
ポイント6:カカト側に曲がって止まる練習
やり方は、
2.滑り始めたら、目線(顔の向き)と前の手を思い切って背中側に回す
3.板が曲がってきたら、両足のつま先を上にあげてブレーキ
これだけです。
重要なのは、
「真っ直ぐ立つこと」
と
「背中側に回すときに大きく動くこと」
です。
このスケーティングに関しても、過去の記事で細かくやり方を説明していますので、読むことをおすすめします。
■スケーティングの記事
安全にリフトを降りる|リフトの乗り方・降り方
初心者にとって難関となるのが、リフトの乗り降りです。
そこで、リフトの乗り方と降り方のポイントをお伝えします。
リフトの乗り方のポイント
ポイント1:乗車前は乗り場前の順番待ちラインのところで止まって待つ
前の人が乗車するのを確認したら、順番待ちのラインもしくは看板のあるところで待機します。
ポイント2:自分の前をリフトが通過したら、乗り場のラインに向けて歩き始める
ポイント3:乗車ラインに着いたら後ろからくる椅子を見る
このときに板の先端を進行方に向けて、体を横向きにして待機しましょう。
ポイント4:椅子に座る
椅子に座ったときに板が横向きにならないように注意して、板が地面から離れてから板を横向きにしましょう。
リフトに乗るイメージGIF
リフトの降り方のポイント
ポイント1:リフトの降り場に近づいてきたら、降りる準備
降り場が見えたら、体を少し半身(椅子に座ったまま少し横向き)にします。
また、板の先端をリフト降り場に向けておきましょう。
ポイント2:降り場に着いても焦らない
降り場に着いて、スノーボードを雪面に着けても焦らないでください。
すぐに立とうとしません。
まずは、後ろ足を板の真ん中に乗せて、目線を進行方向に向けつつ、立つ準備をします。
ポイント3:降車ラインで立ち上がる
降り場には降車するラインや看板がありますので、そこで初めて立ち上がります。
このときも目線は前に向けましょう。
リフトの降り方のイメージGIF
立ち上がって前に滑ったあとは、スケーティングで練習した曲がり方をして止まります。
リフトの乗り方と降り方に関しても事細かに書いている記事がありますので、見てみてください。
■リフトの乗り方・降り方の記事
■リフトの恐怖克服法の記事
まずはブレーキとアクセルを知ろう|横滑り(サイドスリップ)
まずは横滑りから練習していきましょう。
横滑りとは、板を横向きにしたまま滑ることで、これもカカト側とつま先側があります。
この横滑りでは、「ブレーキ」と「アクセル」の練習ができます。
カカト側の横滑りのポイント
ポイント1:座ったまま両足のつま先の上げ下げを行う
カカト側で横滑りをするやり方は、「つま先の上げ下げ」です。
■つま先の上げ下げのイメージGIF
ここでブレーキとアクセルを知りましょう。
ブレーキは、板が横向きの状態で雪面に対して板を立てることです。
これで減速します。
ここでは、両足のつま先を上にあげると板が立つのでブレーキがかかります。
■板を立てて脚で押しても動かないイメージGIF
アクセルは、板が雪面に対して平ら(寝る)することです。
これで滑り始めます。
ここでは、両足のつま先を下にさげると板が寝るので滑り始めます。
■板を寝かせて滑らせるイメージGIF
ポイント2:両足のつま先の上げ下げをかなりゆっくり行う
ここが重要なポイントです。
つま先が動いているか動いていないかわからないぐらいゆっくり動かしてください。
自転車でイメージして欲しいのですが、急発進や急ブレーキをかけたら、体が前後に揺れてしまいます。
スノーボードでやったら、バランスを崩して転んでしまいますね。
ですので、ゆっくりブレーキとアクセルを行いましょう。
ちなみに滑り始めたら、つま先を下にさげるのをやめて動きを止めます。
すると、ゆっくり滑っていきます。
横滑りのイメージGIF
つま先側の横滑りのポイント
ポイント1:立つときにブーツのタンに両脚のスネを押し当てて潰して、お腹を正面に出す
つま先側のブレーキは、
ブーツのタンに両脚のスネを押し当てて潰すこと
と、
お腹を正面に出すこと
の二つを行うことでできます。
アクセルは、ブーツのタンに当たっているスネを両脚ともゆっくり離してあげると滑り始めます。
ポイント2:滑ってもお尻を背中側に引っ込めない
よくあるのが、滑り始めたときに腰が引けてしまうことです。
すると、ブーツのタンにスネを当ててもブレーキがかからず、背中側に転びます。(逆エッジ)
滑り始めても、お腹を正面側に出して耐えましょう。
つま先側の横滑りイメージGIF
この横滑りができるようになると、リラックスして滑ることができます。
また、どんな斜面でもとりあえず降りることができますので練習しておきましょう。
細かなやり方は下記の記事に載せてますので読んでみてください。
■横滑りの記事
ターンの半分にも繋がる|斜め滑走(木の葉落とし)
木の葉落としができたら、好きな方向に滑ることができます。
これが木の葉落としです。
そして、木の葉落としは、何よりターンの上半分(前半)にも繋がる技術です。
とても重要な技術ですので、練習しておきましょう。
カカト側の木の葉落としのポイント
ポイント1:座ったまま、つま先を左右反対に動かす
ここでも座ったままの状態で、つま先の上げ下げを行います。
そして、木の葉落としではつま先を反対に動かしていくことが必要です。
実際に立って行うと、つま先を下げた方向に斜めに滑り始めます。
理由は、つま先を上げたほうはブレーキがかかりますが、下げたほうはアクセルがかかるのでアクセルを踏んでいるほうに板が斜めになるというわけです。
ポイント2:両足のつま先を上げるとブレーキ
両足のつま先を上げると板が勝手に横向きになってブレーキがかかります。
ポイント3:ここでもゆっくり動かす
やはりここでも、ゆっくり動かすのが重要になります。
つま先が動いているか動いていないかわからないぐらいゆっくり動かしましょう。
その上で、下記のGIFのように行きたい方向のつま先だけを下げて、両足のつま先を上げて…を繰り返します。
■木の葉落としのつま先の上げ下げのイメージGIF
カカト側の木の葉落としのイメージGIF
つま先側の木の葉落としのポイント
ポイント1:行きたい方向に目線を向けて、スネを行きたい方向のスネを緩める
つま先側は、進行方向が見えにくく危険ですので、進行方向に目線(顔の向き)を向けましょう。
その上で、行きたい方向のスネをブーツのタンから少し離すように緩めます。
すると、斜めに滑り始めます。
注意点は、お腹を出したまま腰が引けないようにしましょう。
ポイント2:両脚のスネをブーツのタンに押し当てる
滑り始めたら、両脚のスネをブーツのタンに押し当てます。
両脚とも押し当てることで板が横向きになってブレーキがかかります。
ここでもお腹は正面に出しておきましょう。
つま先側の木の葉落としのイメージGIF
木の葉落としがターン前半に繋がる理由
■木の葉落としのやり方でターン前半をするイメージGIF
上記のような動きがターンの上半分です。
やり方は、木の葉落としと同じで、動かす強さを大きくするだけです。
2.前足のつま先を思いっきり下にさげる
この状態を維持しておくと、板の先端は勝手に下に向いてきます。
体は真っ直ぐ立ってるだけで大丈夫です。
あくまで左右のつま先を大きく動かすことをしましょう。
この木の葉落としのやり方の詳細も下記の記事に載せてますので読んでみてください。
■木の葉落としの記事
これができたらワンターンまであと少し|直滑降から半ターン
直滑降から半ターンは、ズバリターンの下半分(後半)です。
これをやっていきます。
ただ、最初は板の先端を下に向けるのが難しいかと思いますので、最初はごく緩やかな斜面で片足で練習することをおすすめします。
やり方は、コースの端っこを登って滑るといった感じです。
板が曲がる理由
そもそもなんで板が曲がるのかを簡単に説明します。
板は斜面に対して横向きにして板を立てるとブレーキがかかります。
これは、横滑りの章でお伝えしましたね。
しかし、板が斜面に対して下に向いていると動きが変わります。
斜面下側に先端が向いている状態で、板を立てると曲がります。
これは板の性能がそういう作りになっているからです。
ただし、ただ立てれば良いわけではありません。
慣れないうちは、必要最低限の量を立てることが重要になります。
その必要最低限の量を立てるやり方を説明します。
カカト側の直滑降から半ターンのポイント
ポイント1:前側の手で斜面下側に指を差して、真っ直ぐ立つ
目線も斜面下側に向けてください。
真っ直ぐ立つことが重要で、怖がって腰を引かないように注意しましょう。
ポイント2:板の真ん中に後ろ足を乗せる
これで直滑降していきます。(下に真っ直ぐ滑る)
ポイント3:前側の手と目線(顔の向き)を背中側に回していく
このまま背中側に回せておくと勝手に板が曲がってきます。
ポイント4:曲がってきたら両足のつま先を上げる
これでブレーキがかかります。
カカト側の直滑降から半ターンのイメージGIF
この背中側に目線(顔の向き)と前の手を回して曲がる理由は、
【腕を回す→腕が腰を引っ張る→腰が膝を引っ張る→膝がつま先を引っ張る】
ことで、前足のつま先が必要最低限の量、上にあがるからです。
板の先端が下を向いている状態でつま先が少しだけあがることで、曲がってきます。
そのまま板が横向きになるとブレーキがかかるというわけです。
つま先側の直滑降から半ターンのポイント
ポイント1:前側の手で斜面下側に指を差して、真っ直ぐ立つ
ポイント2:滑り始めたら前足のスネでブーツのタンを潰して、お腹を正面に出す
ブーツのタンの潰し方は、横滑りのとき一緒です。
前脚のスネでタンを下方向に押し当てて潰します。
そしてお腹を正面に出します。
これで曲がります。
ポイント3:曲がってきたら、後ろ脚のスネをブーツのタンに押し当ててブレーキ
ブレーキは両足で行います。
つま先側の直滑降から半ターンのイメージGIF
つま先側の注意点
つま先側は、カカト側と違って上半身を回しても板は曲がってきません。
理由は、上半身を動かしても足元が動かないからです。
そのため、スネを使って足首を曲げたり、お腹を正面に出して、板を必要最低限立てます。
また、スネを当てるときに膝を前に出すようにすると失敗します。
✖︎悪い例
直滑降から半ターンのバリエーション豊富な練習方法を下記の記事に載せてますので、ぜひお読みください。
■直滑降から半ターンの記事
ここまでできれば簡単|ワンターン
ここまで紹介したことを一つずつクリアしていれば、ワンターンはすぐできます。
ワンターンとは、Cの字を描くように曲がることです。
やり方を簡単に言いますと、
2.下に向いてきたら、直滑降から半ターンの動きで板を曲げる
3.ブレーキをかける
だけです。
カカト側のワンターンのポイント
ポイント1:山側を向いて立ち、前側の手で進行方向側に指を差す
ポイント2:前脚のスネをブーツのタンから離して、木の葉落としで滑り出す
ポイント3:目線(顔の向き)と前側の手を背中側に思いっきり回していく
ポイント4:板が曲がってきたら、両足のつま先をゆっくりと上げてブレーキ
カカト側のワンターンのイメージGIF
つま先側のワンターンのポイント
ポイント1:斜面下側に向いて立ち、前側の手で進行方向に指を差す
ポイント2:後ろ足のつま先を最大に上げて、前足のつま先を最大に下げる
ポイント3:お腹を正面側に出しつつ、前脚のスネでブーツのタンを押し潰していく
ポイント4:お腹を正面側に出したまま後ろ脚のスネもブーツのタンを押し潰してブレーキ
つま先側のワンターンのイメージGIF
ワンターンを繋げるだけ|連続ターン
ワンターンができたら繋げるだけで連続ターンです。
連続ターンのポイント
ポイント1:目線(顔の向き)を常に進行方向に向ける
ブレーキ中も板の先端方向に顔を向けましょう。
■つま先側のブレーキ時の顔の向き
■カカト側のブレーキ時の顔の向き
ポイント2:スピードを完全に止めない
完全に止まってからターンを始めるよりも、多少スピードに乗っているほうがスムーズにターンができます。
■カカト側からつま先側
■つま先側からカカト側
連続ターンのイメージGIF
下記の記事では、連続ターンを大きくしたり、小さくする方法も含めて紹介しています。
■ワンターン・連続ターンの記事
ここまでの動きがカービングターンにも繋がる!?
カービングターンとは、滑った後がエッジで深く掘られて一本の線のようになっているターンのことです。
見た目的には、体が傾いていたり、板が雪面に対して立っていたりします。
この記事で紹介している連続ターンができれば、このカービングターンまであと少しです。
その理由は、板の性能を使って勝手に板が曲がる感覚を体感しているからです。
無理矢理、足で蹴り出すなどして方向転換しているとカービングターンが上手くできなかったりします。
しかし、今回のやり方なら正しく体を使って勝手に曲がることを理解しているので、少しの変化でカービングターンができちゃうのです。
その変化させるポイントをお伝えします。
ポイント1:ターンを縦や斜めに大きくしてスピードを出す
体を傾けたり、板を立てるためにはバランスを取るための力が必要になります。
この力を作るためにはスピードが必要になります。
ターンをする際に、縦に大きくするために落差を取ったり、斜めに滑ってスピードを出していきましょう。
このようにスピードを出すことで傾くために必要な力を得られます。
ポイント2:体を傾けよう
スピードが出せたら、次は体を傾けてみましょう。
やり方は、別のものに変えるのではなくて、この記事で紹介したターンのやり方をそのままに、プラスしていきます。
カカト側であれば、目線と前の手を背中側に回しながら、真っ直ぐ立った姿勢のまま背中側に少し体を傾けます。
つま先側は、ブーツのタンに当ててるスネをより強く押し当てて膝を雪に近づけます。
その上でお腹をより正面側に出していきます。
傾くタイミングは、最初は遅くても構いませんので、スピードを維持したまま傾いてみましょう。
ポイント3:傾くタイミングを早くする
ここまでできたら、次は傾くタイミングを早めてみましょう。
ターンを始めるタイミングで、傾く動きができてくると、板がしっかりと立つのでレールに乗った感覚を得られます。
ぜひトライしてみてください。
まとめ
初心者のうちにしっかりとした基礎を学ぶことができれば、早く成長できます。
今回のやり方は、スノーボードスクールなどでも使われている方法の一つですので、ターンに悩んでいる方はぜひ試してみてください。
また、人に教える方も今回のことを試してみるとすんなりとできるかもしれないですよ。
ただし、やり方を短縮したりすると上手くいかないこともありますので、一からできるようにすることをおすすめします。
今まで自己流でターンをしてきた方も新しい発見があるかも知れませんので、ぜひ試しに今回の記事のやり方をトライしてみてください。
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