1月18日月曜日に丸沼高原スキー場にて、スノボ学のプライベートレッスンを開催しました。
雪も良く、大変滑りやすかったので、受講者の成長がとても早く驚くことばかり。
今回は、レッスンの内容に少し触れたり、筆者がどのようにしてレッスンに取り組んでいるのか、などを書いていきます。
バーンコンディション
レッスンを行った日のバーンコンディションは、かなり良かったです。
柔らか過ぎず、硬過ぎずでレッスンをするには最高のコンディションと言えたのではないでしょうか。
また、ゲレンデはかなり空いていました。
そのため、練習しやすい環境であったことは確かです。
なお、レッスンを始めた時間は、受講者がバスツアーで来るということで12時からのスタート。
午後からでしたので、カービングの掘れた跡などでボコボコしてきた中でのレッスンでしたが、それでもまだ練習しやすい環境だったと言えます。
レッスンまでの流れ
レッスンまでの流れは、Twitterからのダイレクトメッセージをいただいたところから始まりました。
筆者は、基本サラリーマンとして仕事をしているので、レッスンをするためには休みを合わせる必要があります。
そのため、事前に休みの日程を合わせるところから連絡のやり取りを始めました。
また、滑りの悩みややりたいことも連絡のやり取りの流れで聞くことがあり、「ヒールサイドで低くなりたい」という要望がありましたので、そこを重点的に改善する方法を伝えるレッスンになりました。
このレッスンをする上で、上達を妨げるものを少しでも排除したいので、セッティングなども事前に聞いています。
さらに必要であれば、板などの道具の貸し出しもさせていただきます。
このような内容を事前に受講者と連絡を取り、レッスンに取り組ませていただきました。
スノボ学レッスンで大切にしていること
レッスンをするにあたり、筆者が一番大切にしていることは「受講者が体感すること」です。
理論を説明するだけで上手くなれば、全員上手くなってます。
理論で上手くなれる人もいることは確かですが、劇的な変化は難しいケースが多いのは確かです。
それでは、どうしたら上達しやすいのでしょうか?
ここでポイントになってくるのは、「先生(伝える側)と生徒(受け取る側)の考えてるイメージが近いのか、遠いのか」です。
当然近ければ、ちょっとの説明で上達します。
しかし、同じイメージを持てる人は中々おらず、逆に違う解釈をしてしまうケースがとても多いのです。
ということで、スノボ学レッスンでは理解度を高めるための必要な理論を伝え、「なぜこの動きをするのか」を信頼してもらうために説明します。
また、良くも悪くも体感したことを「なぜそうなったのか」を整理するために理論を軽く伝えながら、細かく筆者のイメージを伝えて、受講者のイメージを近づけていくことをします。
そして、もう一点陥りやすい重要なポイントがあります。
それは、「受講者が限界を決めてしまっていること」です。
やっているつもりでも実は足りない!ってケースはとても多くあります。
そのため、大袈裟にやるぐらいの意識を持って、受講者の限界を引き上げることも意識してレッスンしています。
このようにして、「受講者が体感すること」を目標にレッスンしていきます。
お金を払っている以上、上達する感覚を体感出来なければ、満足も出来なければ、楽しくもなりにくいはずですからね。
スノボ学プライベートレッスンの効果
スノボ学プライベートレッスンの効果は、実際に動画で見てもらったほうがわかりやすいと思います。
下記のYouTube動画を見てみてください!
こちらを見るとわかりますが、板がかなり曲がるようなりました。
受講者にお話を聞くと、「こんなギュイーンって曲がる感覚は感じたことない」とのことです。
実際にカービングをしてキレる感覚を体感したのは、とても嬉しいことですね!
どんなことをしたのか?ちょっとだけ説明
まずは基本姿勢から取り組みました。
ターン時のポジションを作りやすくするための姿勢です。
これは以前に書いた記事の中にヒントがあります。
なお、基本姿勢を作る際に気になったポイントがありました。
それは、ブーツの履き方です。
ブーツをガチガチに紐を締めていたため、足首の稼働がかなりしづらくなっていたのです。
そこで、下記の記事のようにアッパーを少しルーズにしました。
これにより、足首が曲がるようになり、ポジションが良くなったことが上達を早めたポイントの一つと言えます。
※受講者にブーツ内でカカトが浮かないかなど、足が動き過ぎないか確認を取っています。
次、基本姿勢を作ったあとにヒールサイドターンのときの体の動かし方を行いました。
ヒントは下記の記事に書いています。
ただ、この記事には書いていない細かな意識や動かし方、動きのタイミングなどをレッスンではレクチャーしています。
そして、筆者と受講者のイメージが近づけるために滑ってはレクチャーをし、たまに動画を撮って受講者に見てもらい理解してもらう。
そして、また滑ってはレクチャーを繰り返して、良い感覚を体感してもらいました。
動きの他には、目線の意識もレクチャーしました。
この目線は、顔の向きを変えることがポイントです。
そして、自分が思っている以上に動かす意識が必要と言えるでしょう。
このようなことを今回のレッスンで行っていきました。
スノボ学レッスンをするには?金額は?
最後にスノボ学レッスンをするためにどうしたら良いのかをお伝えします。
スノボ学レッスンは、2020-21シーズンは丸沼高原スキー場でのみで開催します。
また、筆者も固定の曜日の休みが決まっておらずシフトで動いていますので、SNSにダイレクトメッセージを送っていただくか、スノボ学サイトのお問い合わせにご連絡ください。
そちらのやり取りで休みが合うかを考えましょう。
なお、金額は現在の段階で、
・半日(2時間)・・・3,000円
で考えています。
今後、価格変更もあるかもしれませんので、ご了承くださいませ。
また、レッスンの内容は、大会に向けての内容は現在控えさせていただきます。
カービングの上達や検定対策などに関しては引き受けていますので、気になる方はご連絡ください。
※来シーズンは条件の変更もあり得ますのでご了承くださいませ。
まとめ
今回のレッスンは、様々な条件もあり、かなり早い成長を遂げることができました。
筆者が驚くほどに。
必ず上手くなれることを保証できることではないですが、これからも受講者が体感出来るように取り組んでいきたいと考えています。
レッスンのとき、テンション高めなのは愛嬌だと思っていただけると嬉しいです!
気になる方はご連絡くださいませ。
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