愛用の板をサマーゲレンデ用にカスタム!MGCとホワイトゾーンのステンレス加工の違い

愛用の板をサマーゲレンデ用にカスタム!MGCとホワイトゾーンのステンレス加工の違い カービング

今回は、私が実際に体験したことではなく、サマーゲレンデで上達している注目株の「めらちゃん」からいただいた滑走レポートをお伝えします。

めらちゃんは、現在「ウイングヒルズ白鳥リゾート」をメインにたまに「ふじてん」まで足を運んでおり、サマーゲレンデの経験が豊富なライダーと言えます。

このめらちゃんから、

「冬用の板をサマーゲレンデ用にステンレス加工したら、どんな滑走性能なのか」

をもとに、MGCホワイトゾーンオリジナルステンレスの2種類のステンレス加工の板を比較した情報をいただきました。

※「ホワイトゾーンオリジナルステンレス」は、以下WZOと表記します。

サマーゲレンデ専用の板を考えている方は、ぜひ読んでみてください!

※2019年8月23日に速報とも言える、来期のバルシップの情報をとあるところから入手しました。
また、バルシップとステンレス貼り替えに関するコメントもいただきましたので、併せて追記します。
めらちゃんレポートのあとの「サマーゲレンデ用 バルシップの来期の予定 2019/8/23更新」に記載しますので、来期バルシップの購入を検討する方は、ぜひご覧ください。

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サマーゲレンデには専用の板が必要?

サマーゲレンデには、専用の板がそもそも必要なのか、ということに軽く触れていきます。

結論から言って、「ブラシの種類」によっては必要と言えます。

必要なのは、「PISLAB(ピスラボ)」というブラシです。

ピスラボマットの画像

ちょっと固めなブラシで、摩擦が強くなると通常の板では、ソールが削れてしまいます。

ピスラボで削れたスノーボード

このようにならないよう、専用の板を使うことが必要になってきます。

そして、キスマークでは、ピスラボ用に作られた板も販売されております。

その滑走レポートは以前に書いているので、良かったらそちらも併せて読んでもらえると嬉しいです。

そして、今回は「サマーゲレンデ専用」と言っても、「通常の板」を【ステンレス加工にカスタムした板】について取り上げていきます。

「めらちゃん」とは?

めらちゃんは、知る人ぞ知る「REGALIA SNOWBOARD JAPAN」のライダーです。

▼REGALIA SNOWBOARD JAPAN 公式HP

そして、ただいまサマーゲレンデで上達していて、頭角を現してきている期待のライダーと言えるでしょう。

めらちゃんは、普段は「ウイングヒルズ白鳥リゾート」の「ピスラボ」でトレーニングにいそしんでいます。

実際のビスラボでの滑走動画です。

レガリア
めら通信 Vol.1 どーもめらです!こんにちは! 今日はオフトレ気になってるけどやったことない人にはぜひ読んでもらいたい内容になってます! めら的オフトレのススメを紹介します!🏂💨 2年前まではホントにいろんなオフトレ施設に行ってました。いろんなスノーボードに興味津々でしたから🤗...

こちらの動画では、2018年と2019年の「滑り始め」と「シーズンで慣れてきたとき」【before・after形式】で紹介しています。

どうですか?

この滑りの変化、素晴らしいと思いますよね!

滑りの変化を見ていただければ、サマーゲレンデはオフトレに最適だということはわかっていただけるかと思います。

めらちゃんは特別成長が早いかと思いますが、夏の期間だからこそ周りと差をつけるチャンスです。

ぜひこの機会にサマーゲレンデで練習することも検討してみてもらえると嬉しいです。

そして、サマーゲレンデ専用の板のレポートとして、素晴らしい滑走技術の持ち主めらちゃんが、実際に「2種類」のステンレス加工の板を比較した情報を公開していきます。

サマーゲレンデ専用板へ!2種類のステンレス加工

今回、めらちゃんが実際にステンレス加工したのは、「MGC」「WZO」です。

MGCとホワイトゾーンオリジナル

「MGC(Mack Groovy Craft)」は、熊本に店舗を構えている「MACK SPORT BAR」のオリジナル商品です。

ステンレス加工と言ったら、まず最初に情報として出てくるほど有名と言えるでしょう。

神奈川県、兵庫県、新潟県にて「MGC」の加工ができる店舗があるようです。

このMGCの特徴はなんと言っても、ステンレスにグルーブという「溝」があることです、

ステンレスが波打っているように見えるのが特徴です。

もう一方の「WZO」は、岐阜県にあるチューンナップショップの「ホワイトゾーン」のオリジナル商品です。

このホワイトゾーンは、「ウイングヒルズ白鳥リゾート」でキャンプなども行っている「田口 瑞樹」デモのスポンサーでもあります。

そして、このWZOの特徴は、「平らなステンレス」です。

それでは、この「MGC」と「WZO」で、どのような違いがあるのでしょうか。

サマーゲレンデ専用加工板!MGCとWZOの比較レポート

それでは、お待ちかね。

めらちゃんからもらった比較レポートを書いていきます!

■板の使用状況

メインで使用していたのはスキー場は、ウイングヒルズ白鳥リゾートのPISLAB

板は、昨年のオフシーズンにMGC今年のオフシーズンにWZOを使用しています。

※もちろんその間にひと冬あるので、同じ技術レベルでの検証ではないという前提で申し訳ありません。
しかし、物理的な構造の差については問題ないかと思います。

なるほど!昨シーズンと今シーズンで加工を変えて使ってみたのですね。

■MGCとWZOの大きな違いはステンレスの溝(グルーブ)

MGCとWZOのもっとも大きな違いは、滑走性を良くするために入れられたグルーブ(溝)があるかどうかなんですけど、溝は波打っています。

グルーブ

そして、板にはサイドカーブがあります。

つまり、ベースエッジと貼り替えステンレス部分に少なからずも段差が発生してしまうのです。

段差

100%ハンドメイドなので、生産の方法にもよりますが、ステンレスのグルーブが板のどの位置に来るかによっても段差の大小に個体差が発生すると思います。

MGCのステンレスにはグルーブ(溝)があるのですね。

そして、「ステンレスとベースエッジに段差」ができる場所があるのですか。ふむふむ。

■グルーブによる段差の影響

グルーブの最大の欠点とも言えるのが、「エッジのキワの部分」です。

ベースエッジよりグルーブが高くなる場所があります。

グルーブの段差

この段差はベースエッジの貼り替えステンレス側に発生するんですけど、エッジ研磨を繰り返していく内にエッジが細くなっていって、板を立てた時に接雪点とその段差の距離がどんどん近くなっていきます。

(もともとのエッジが2mmとかだから微々たるものだけど、これが結構すごい!!)

なので、使えば使うほど引っかかりのシビアさが増してきます。

それがブラシの強いPISLABなら尚更です。

 

サマーゲレンデは、エッジ研磨がとても重要ですからね。

そのエッジ研磨を繰り返すことで、エッジが細くなってグルーブがブラシと近くなり、ピスラボの場合に引っかかりが出やすいと。

 

板の最善の状態のキープ期間を寿命と考えると、寿命が少し短めと言えるのかも?

■WZO(ホワイトゾーンオリジナルステンレス)はグルーブがない

MGCにグルーブがある反面、今年使っているWZOの貼り替えステンレスは、完全フラットなので段差があまりないです。

あってもノーズからテールまで均一になっているのでほぼ気になりません

むしろその段差がグリップ力をあげているという人もいる程です。

WZOは、フラットに仕上がっているのですね!

グルーブがないからこそ、エッジ研磨による段差のデメリットを気にせずに、最善の状態を保ちやすいと言えそうです。

■耐久性について

※エッジの耐久性についてはどれだけの頻度でどれだけの距離を何本滑るのかによって影響されるので、ここでの耐久性は、ヘタリ耐久性を表します。

MGCを使用していた時は昨年で気温が高い日が続いていました。

そういった状況の影響がどれほどあるかは不明ですが、5ヶ月、ひと夏という所でしょうか。

毎週休みの度に滑りに行ってた事もあり、10月初旬頃にはキャンバーがなくなってました。

今はロッカーボードです!!笑

ろ、ロッカーボードに!?

MACK SPORT BARさんのHPの注意点でも確かに、長距離滑走では板が反り返る可能性があると書いてありますね。

ウイングヒルズは、長距離が売りと言うこともあり、摩擦が強かったのかもしれませんね。

WZO貼り替えは、このオフから使い始めたのでちょっとまだ耐久性はわかりません。

WZOはヘタらない、ヘタリにくいとホワイトゾーンのオーナーさんが言ってました。

もし、WZOがへたりにくいのだとしたら、長距離滑走をする場合は、WZOの方が良いのかもしれませんね。

■フレックス、操作性について

MGC貼り替えもWZO貼り替えも冬に使用している板、REGALIA SNOWBOARD JAPAN uno155ですが、僕がバカなのか特に変化は感じないです。

ちょっと固くなったかな、重くなったかなぐらいです。

この点はMGCもWZOもあまり差を感じる事はありません。

ステンレス加工をしても、そこまで変化が感じられないということなんですね。

これなら、サマーゲレンデも冬に乗りなれている板で滑れそうです!

あと、変化は感じないのは、どんな板をも乗りこなすめらちゃんの技術あってのことかもしれませんね。

■滑走性について

MGCはグルーブがあります。

これは冬の板にするとストラクチャーのようなもので、原理は違いますが接雪(接ブラシ)面積が少なくなり抵抗が少なくなります。

滑走性はかなり良い!

WZOは完全フラットに仕上げてあり、接ブラシ面積はその分増えるので、滑走性はMGCに劣ります。

初速も速度維持もやはり、溝のおかげだと思います。

フラットで乗ってる時はMGCのほうが速いですね。

ふじてんでは滑らないかもと言われましたが、MGCはあまり気にならずしっかり滑ってくれました!

WZOはふじてんでは使っていないのでわかりません。

グルーブには、ちゃんと滑走性を良くする効果があるのですね。

滑走性のストレスフリーを取るなら、MGCの方が一枚上手だと言えそうです!

■加工期間について

MGCは1年中加工作業をしておられます。

その為納期も早く、タイミングにもよると思いますが、私の時は6月初旬にオーダーして2週間後には手元に届いていました。

ホワイトゾーンは加工休業期間があるようでサマーシーズンに向けてはGW明けから作業を開始されるそうです。

昨年MGCにしたのもこの理由からで、昨年6月にホワイトゾーンに連絡した時は1ヶ月以上と言われました。

雪上用の板のチューンショップもしておられるので、貼り替え加工の休業期間も、加工を希望される板は受け取ってくれます。

おそらくGW明けからの期間で溜まった受注分を、先着生産しておられるので、手元に戻ってくるまでに時間がかかるのだと思います。

ちなみにその経験から今年は4月初旬には送っていましたが、連絡が来たの6月末でした。

MGCは、年間通しての加工・製造が可能。
ホワイトゾーンは、受付は休業期間でも受付はできるが加工・製造のタイミングはGW明け以降。
ということですね。

 

夏期間中に早く仕上げたいのであれば、MGCの方が早そうです。

ホワイトゾーンも、夏期間に連絡すると先着順ということで時間がかかりそうなので、早めに受付だけをしておいた方が良さそうですね。

■コスト(2019/08現在)

●MGC
オーダーした時は、キャンペーン中で35000ぐらいだったと思います。
溝のタイプによりますが、34560円~37800円です。

●WZO
オリジナルのフラットステンレス加工は39960円です。

値段は、少しの差ですが、MGCの方が安いですね。

■PISLAB以外のサマーゲレンデでの使用感

MGCはふじてんでも使いましたが、ふじてんはPISLABほどブラシが強くないので普通に使えましたよ!

後にふじてんで通常ソールの板も使いましたが、遜色なかったです。

WZO貼り替えは、今年はまだ、ふじてんに行ってないのでちょっとわかりません。

MGCは、ふじてんのカービングマットの場合、グルーブによる段差のデメリットをあまり感じなかっとということですね。

それでは、ピスラボ以外でも使うなら、MGCの方が良いかもしれません。

■総評

結論的にどちらの貼り替え加工にもメリットとデメリットはあります。

トータルでみると、PISLABには、ホワイトゾーンオリジナルの加工が適していると思います。

PISLAB以外なら、MGCのほうがいいかと。

この事はMGCのオーナーも、去年の時点で言っておられました。

PISLABしか行かないならウチよりもホワイトゾーンの方がいい、ふじてんにも行って両方使うならうちの方がいいとの発言からも、そのように考えられると思います。

昨年はふじてんも、PISLABもぼちぼち滑りに行く予定だったのでMGCを選択しました。

これからは、PISLABではホワイトゾーンオリジナル貼り替えを使用し、PISLAB以外ではMGCを使用していくと思います。

両刀遣いで行くわけですね。
うらやましい!!

サマーゲレンデ用 バルシップの来期の予定 2019/8/23更新

来期のバルシップの予定

この時期としては、速報レベルの情報となります。

来期(2020年度)のバルシップの情報と入手しました。

情報元は、アルペン・スポーツデポの方からお話を聞いた情報、とお伺いしています。

まず、2019年度のバルシップは、在庫が無くなり、受注販売も行わないとのことです。

そして、2020年度のバルシップは、現行モデルの前に取り扱われていた「ラウンドボード」になるようです。

下記の画像をお確かめください。

サマーゲレンデ用のコメント 2019/8/23

■コメント内容(eさんから)

私は昨年購入したバルシップ(青セミハン)に加えて、Grayデスペラードの貼り替え板を今夏に合わせ購入しました(ホワイトゾーンさんにて)。

野沢ピスラボで使用してますが、どちらの板もめっちゃ調子いいです。

貼り替え板は自分好みの板を施工できるメリットがある反面、値段が高くつきます。

そのため滑走日数・滑走レベルによっては、エントリーモデルとも言えるバルシップの購入やバルシップレンタルで感触を確かめてから、貼り替え板を買うか、それともバルシップを買うかの判断を下すのもアリだと思いました。

確かにステンレス貼り替えは、元々の板があってできることですので、それを考えるとバルシップよりも値段がかさむかもしれないですね。
板が余っているなら、ステンレス貼り替えという考えもいいかもしれません。

 

まとめ

今回のめらちゃんのMGCとWZOの比較は、いかがでしたか。

私自身まだステンレス貼り替えを体験していなかったので、とても気になりますね。

私の場合は、専用の板を使うのは「PISLAB」のみなので、ステンレス貼り替えをするのであればホワイトゾーンにお願いしようかな、とも考えています。

ただ、MGCは滑走性のメリットがあるようですので、そっちも捨てがたいですね。

サマーゲレンデは滑走性が低いのですので、そこが少しでも解消されたら、より楽しくなりそうです。

MGCとWZOは、どちらにもメリットとデメリットがありますので、「値段」「性能」「使用場所」を元に考えると良いかと思います。

めらちゃん、レポートありがとうございます!

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