DRAKEのFIFTY LTDとSUPERSPORTを徹底比較|大きな違いはベースプレートとハイバックにある!

DRAKEのFIFTY LTDとSUPERSPORTを徹底比較|大きな違いはベースプレートとハイバックにある! 道具・セッティング

前回までにDRAKE(ドレイク)の二つのバインディングを取り挙げました。

その二つとは、

・FIFTY LTD(フィフティ リミテッド)

・SUPERSPORT(スーパースポーツ)

です。

それぞれの詳細を知りたい方は、下記の記事をお読みください。

そして、今回はこの二つのモデルを比較して画像などで見比べていきます。

筆者の主観となりますが、それぞれの違いをこと細かくお伝えしていきます。

この二機種で迷っている方の参考になると嬉しいです。

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DRAKEのFIFTY LTDとSUPERSPORTを比較①ベースプレートの強さ

FIFTY LTDとSUPERSPORTは、ベースプレートの形状が異なります。

FIFTY LTDよりSUPERSPORTのほうが新しい型になっていますね。

ただし、新しいほうが必ずしも良いとは限りません。

比較してみると、ベースプレートの強さで言えばFIFTY LTDのほうに軍配が上がります

その理由は、FIFTY LTDのほうが樹脂パーツ自体が広く、厚めに出来ているからです。

これによりベースプレートの硬さを利用してパワーを伝えやすくなってます。

一方で、SUPERSPORTは、クッションパーツが多いので取ると、ベースプレート自体の樹脂パーツは薄いですね。

DRAKEのFIFTY LTDとSUPERSPORTのベースプレート比較

この違いから、カービングターンをしたときにベースプレート自体が強く感じるのはFIFTY LTDのほうです。

ただ、SUPERSPORTもしっかりと力が伝わるので大きな差があるかと言われると、そこまでではないと思います。

ベースプレートが強いのは、FIFTY LTD
■まとめ詳細 ●FIFTYLTD ●SUPERSPORT
・ベースプレートの強さ
・理由 樹脂パーツが広く、厚いため強い クッションパーツが多く、樹脂パーツが薄いので少々劣る

DRAKEのFIFTY LTDとSUPERSPORTを比較②足元の自由度

足元の自由度はSUPERSPORTのほうがあると感じています。

先程のベースプレートの画像からもわかるように、SUPERSPORTはベースプレート自体の樹脂パーツが少なく、クッションパーツが多いです。

更にベースパッドも厚いクッションで出来ているため、動きやすさがあります

DRAKEバインディング SUPERSPORTのベースパッドとクッションパーツ

このクッション性やベースプレートの樹脂パーツの少なさにより、体重を左右に乗せにいくと本当に微量ですがベースが動くような自由度がありますね。

また、スプリングパーツ(イージーエントリーシステム)を装備しているアンクルストラップアジャスターにより、左右への自由度が高くなっているように感じます。

DRAKE SUPERSPORTのスプリングパーツの動き
※GIF

実際にブーツに装着させるとここまでは動きませんが、多少の影響力はあるかと考えてます。

そして、スプリングパーツはFIFTY LTDには無い機能ですので、自由度はSUPERSPORTに軍配が上がります

その分、カッチリとしたのが好みであればFIFTY LTDのほうが合うとは思います。

足首の自由度が高いのは、SUPERSPORT
■まとめ詳細 ●FIFTYLTD ●SUPERSPORT
・足首の自由度
・理由1 ベースプレートがしっかりしている ベースプレートが薄く、クッションパーツが多い
・理由2 アンクルストラップの固定力が強い アンクルストラップのスプリングパーツにより自由度が高い

DRAKEのFIFTY LTDとSUPERSPORTを比較③フィット感とホールド感

FIFTY LTDとSUPERSPORTのフィッティングについて考えてみます。

なお、どちらも装備されているストラップは同じものです。

異なるのは、アンクルストラップアジャスター(スプリングパーツの有無)と、ハイバックの付け根です。

この部分がどのように作用するのかを比較して解説します。

SUPERSPORT

■アンクルストラップの締め具合

SUPERSPORTのアンクルストラップには、イージーエントリーシステム(スプリングパーツ)が装備されています。

DRAKEバインディング SUPERSPORTのイージーエントリーシステム

このスプリングパーツにより、ラチェットを締め切っても動きやすいです。

適度なホールドがされている中で、膝を内側に入れる動作がしやすいです。

また、スプリングパーツの柔軟さがブーツに良くフィットしてくれます

■アンクルストラップの取り付け位置

DRAKEバインディングのSUPERSPORTのアンクルストラップ位置調整

ハイバックの付け根に3つの穴があります。

そのため、画像の矢印の通り9パターンのアンクルストラップの取り付け位置調整が可能です。

アンクルストラップの付ける位置によってフィット感やホールド感が変わります。

このように調整幅が広いので、自分の好みを探しやすいです。

FIFTY LTD

■アンクルストラップの締め具合

FIFTY LTDのアンクルストラップアジャスターにはスプリングパーツがありません。

DRAKEバインディングのFIFTY LTDのアンクルストラップアジャスター

そのため、動きが少ないのでラチェットをしっかりと締めるとガッチリとホールドされます

良く言えば、しっかりと硬さがある。

悪く言えば、窮屈に感じる。

と言った感じです。

そのため、筆者はFIFTY LTDを使うときは少し緩めに装着しています。

■アンクルストラップの取り付け位置

DRAKEバインディングのFIFTY LTDのアンクルストラップ位置調整

ハイバックの穴は1箇所です。

そのため、アンクルストラップを調整できるのは5パターンになります。

また、アンクルストラップを調整する際にバインディングをローテーションしないといけないのは難点です。

SUPERSPORTはフィット感が良く、FIFTY LTDはホールド感が良い

比較してみたところ、フィット感が良いのはSUPERSPORTと考えています。

まずアンクルストラップの調整幅が、FIFTY LTDが5パターンなのに対し、SUPERSPORTは9パターンもあります。

そのため、SUPERSPORTのほうがフィット感の調節幅が豊富です。

また、アンクルストラップのスプリングパーツのおかげでブーツに良くフィットします。

これにより、フィット感はSUPERSPORTのほうが良いでしょう。

反対にホールド感はFIFTY LTDのほうに軍配が上がります

ガッチリ感があるので、頼っていける安心感がありますね。

フィット感が良いのは、SUPERSPORT
ホールド感が良いのは、FIFTY LTD
■まとめ詳細 ●FIFTYLTD ●SUPERSPORT
・フィット
・ホールド
・フィットに関する理由1 アンクルストラップの固定位置が5パターンと少なめ アンクルストラップの固定位置が9パターンと多い
・フィットに関する理由2 アンクルストラップの硬さにより伸びが少ないため、フィット感はやや劣る スプリングパーツによる柔軟性でブーツにフィットする
・ホールドに関する理由 スプリングパーツが無いため、足首がしっかりホールドされる 足首の自由度がある分、固定力がやや劣る

DRAKEのFIFTY LTDとSUPERSPORTを比較④センタリングの調整幅

バインディングのセンタリングの位置調整を比較してみます。

ここでは、ベースプレートの形状の違いが関係してきます

FIFTY LTDとSUPERSPORTでは、ヒールカップの調整の仕方が異なります。

これにより、センタリングの調整幅が影響が出ました

実際に比較してみましょう。

・板のウエスト:252mm
・アングル角:30度
・センターディスクのビス位置:つま先側に最大寄せる
・ヒールカップ位置:内側(つま先寄せ)
・サイズ:SUPERSPORTはSサイズで、FIFTY LTDはMサイズ(各モデル最小サイズ)

この条件で比較します。

初めにセッティングチェックです。

ビス留めの位置を確認します。

どちらも最大量でつま先側に寄せてビスを止めて、ヒールカップも最大で内側にセットしています

DRAKEのFIFTY LTDとSUPERSPORTのセンタリング①ベースプレート

この状態で比較していきます。

ますは、ヒールカップの位置を見てみましょう。

すると、SUPERSPORTのほうは板からヒールカップがはみ出てますね

FIFTY LTDは板の中に収まってます

DRAKEのFIFTY LTDとSUPERSPORTのセンタリング②ヒールカップ

次に、ブーツのつま先の位置を確認してみます。

SUPERSPORTは、ブーツが板の中に収まってます

一方でFIFTY LTDは、ブーツが板からはみ出していますね

DRAKEのFIFTY LTDとSUPERSPORTのセンタリング③ブーツの位置

横から全体を見てみます。

DRAKEバインディングのFIFTY LTDとSUPERSPORTのセンタリング④全体の確認

これでわかることは、今回の条件ではSUPERSPORTはこれ以上つま先に寄せられないということです。

画像で見てわかりますが、少しカカト寄りになっていますね。

一方でFIFTY LTDは、この条件だと少しつま先に寄っています。

ということは、センターディスクのビスの位置次第でセンタリングが出せるということです。

実際に、つま先とカカトのはみ出し量を同じにするなら、少しカカト側に寄せれば良いだけです。

こうして比較すると、センタリングを出しやすいのはFIFTY LTDのほうだと言えるでしょう。

センタリングの調節幅が広いのは、FIFTY LTD
■まとめ詳細 ●FIFTYLTD ●SUPERSPORT
・センタリングの調整幅
・理由 ヒールカップの1メモリの動く量が多く、バインディングを真ん中にセットしやすい ヒールカップを動かせるも、カカト側に寄ってしまう傾向がある

DRAKEのFIFTY LTDとSUPERSPORTを比較⑤ハイバックの高さ・形・フォワードリーン・ローテーション

DRAKEのFIFTY LTDとSUPERSPORTのハイバックを見比べてみましょう。

ハイバックの高さ

DRAKEバインディングのFIFTY LTDとSUPERSPORTをハイバック比較

高さは、SUPERSPORTのほうが高いです。

形は、FIFTY LTDは左右対称

SUPERSPORTは左右非対称になっていることがわかりますね。

更にSUPERSPORTは、少し後ろに反れた形状になっています。

DRAKEバインディング SUPERSPORTのハイバック

フォワードリーン

次にフォワードリーンも見てみましょう。

DRAKEバインディング SUPERSPORTとFIFTY LTDのフォワードリーン比較

左がフォワードリーン0、右がフォワードリーンMAXです。

画像ではちょっとわかりにくいですが、0のときはほぼ同じ角度で、MAXのときはSUPERSPORTのほうが若干角度がついています。

ということは、フォワードリーンの角度がつくのはSUPERSPORTのほうですね。

これはハイバックの高さが影響しているのだと思われます。

なお、本来はハイバックが高かったり、角度がつくとふくらはぎを圧迫しやすいですが、

SUPERSPORTのハイバックは少し後ろに反れているので、ふくらはぎへの圧迫は軽減されると思われます。

ハイバックローテーション

次は、ハイバックローテーションです。

ハイバックのローテーションは、SUPERSPORTのほうが動きます

これはハイバックの根元の穴の数が関係してます。

FIFTY LTDのハイバックの調整穴は1つのみですが、

SUPERSPORTは調整穴が3つあります。

DRAKEバインディングのFIFTY LTDとSUPERSPORTのハイバックの取り付け穴

そのため、FIFTY LTDはローテーションの調整幅が少ないですが、SUPERSPORTは大きく調整できます

DRAKEバインディングのSUPERSPORTのハイバックローテーション
※GIF

ハイバックローテーションを少しでも多く取りたいならSUPERSPORTのほうが好みかもしれませんね。

・ハイバックが高い
・フォワードリーンの角度がつく
・ローテーションの幅が広い
のは、SUPERSPORT
■まとめ詳細 ●FIFTYLTD ●SUPERSPORT
・ハイバックの高さ 普通 高い
・フォワードリーン ◎(微量に角度がつく)
・ハイバックローテーション ◯(ハイバックの調整穴が一つで調整幅が少ない) ◎(ハイバックの調整穴が三つで調整幅が大きい)

DRAKEのFIFTY LTDとSUPERSPORTを比較⑥ハイバックの硬さ

ハイバックはSUPERSPORTのほうが硬いです。

カーボン配合ですので、当然と言えば当然ですね。

実際に力を入れて手で捻ったりしてみました。

■FIFTY LTD
DRAKE FIFTY LTDのハイバックの剛性チェック

■SUPERSPORT
DRAKE SUPERSPORTのハイバックの剛性チェック
※GIF

こうしてGIFを見比べると、

FIFTY LTDは、左右には大きく捻れて、縦には多少反れます。

SUPERSPORTは、左右には多少捻れますが、縦には全然反れません。

硬さは、間違いなくSUPERSPORTのほうが硬いです。

ハイバックを積極的に使いたい方はSUPERSPORTのほうが好みかもしれないですね。

反対にハイバックがルーズなほうが好きな方は、FIFTY LTDのほうが好みかもしれないです。

ハイバックが硬いのは、SUPERSPORT
■まとめ詳細 ●FIFTYLTD ●SUPERSPORT
・ハイバックの硬さ 中間 硬い
・理由 左右に柔軟で、縦に適度に硬い カーボン配合で縦に硬く、左右に適度に動く

DRAKEのFIFTY LTDとSUPERSPORTを比較⑦重さ

重さは、FIFTY LTDのほうが若干軽いようです。

DRAKEバインディング SUPERSPORTとFIFTY LTDの重量測定
※センターディスクとビスを含んで測定しています。
※ちゃんとした計量器ではなく0.5g刻みの測定のため正確な測定とは言えません。

SUPERSPORTが約980gで、FIFTY LTDが約968gとなっていますね。

どちらも軽いとは言えませんが、重量に関しても今は昔に比べてだいぶ良くなっているとは思います。

他メーカーのバインディングと比べても、今はどちらのモデルもそこまで大差ない程度の重さにはなっていると考えています。

当然、軽量化に力を入れているバインディングには到底及ばないですけどね。

ちなみに手持ちのSP-UNITEDのSLAB ONE MOUNTAIN(アルミディスクとビス付き)は約970gでした。

重量が軽いのは、FIFTY LTD
■まとめ詳細 ●FIFTYLTD ●SUPERSPORT
・重量 ◯(約968g) ◯(約980g)

最後に

今回、様々な視点で比較しました。

筆者個人としては、どちらもカービングや高速トリックに向いているバインディングだと考えています。

その中で敢えて振り分けるなら、硬めの板や重さを乗せるライディングをするならFIFTY LTD

しなやかなラウンドボードや動き続けるライディングをしたいならSUPERSPORTと言った感じでしょうか。

ちなみに筆者がFIFTY LTDとSUPERSPORTどちらを選ぶかと言われると、FIFTY LTDです。

理由は、センタリングの調整幅の広さにあります。

また、コストパフォーマンスが良いところも気に入ってますね。

ただ、 SUPERSPORTの左右の動きやすさは捨てがたいところではあります。

個人的には、FIFTY LTDにSUPERSPORTのスプリングパーツを移植したのが一番好みですね。

また、DRAKEのバインディングを使うのであれば合わせてセッティングをすることをおすすめします。

セッティングに関する記事は下記を参考にしてみてください。

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