今回はGALAサマーパークのサマーゲレンデの滑走レポートをしていきます。
GALAサマーパークの一番のすごいところは、なんと言っても、有資格者割です。
有資格者割を使えば、格安でサマーゲレンデを楽しむことができますよ。
また、有資格者でなくとも安くなる割引もありますので、併せてお伝えしていきます。
それでは、GALAサマーパークがどんな特徴があるのかをレポートしていきますよ。
GALAサマーパークのサマーゲレンデのコースの特徴・滑った感想
GALAサマーパークのサマーゲレンデはピスラボ
GALAサマーパークのサマーゲレンデの特徴は、ブラシがピスラボということです。
ピスラボとは、次世代スノーマットと言われており、ブラシの毛先が多く、短い毛先なのが特徴です。
そして、ブラシが硬めにできています。
カービングターンをした場合、板へのエッジグリップが強いです。
ただ、切り替えがしづらいように感じます。
そして、思いがけないところで急にエッジが引っかかるなど、雪のときとは違う感覚を味わいました。
また、エッジグリップが強いと伝えましたが、ポジションが悪いとすぐに板がブラシに弾かれてしまいます。
この感想は、あくまで「カービングターン」をした場合の話です。
カービングターンができないと、エッジが引っかからずに板がすぐにズレてしまいます。
ズレるということは、転倒しやすい環境ということです。
スノーボード初心者にとっては、普通に滑走することも正直難しいと言えるでしょう。
ピスラボを滑るレベルとしては、最低でも連続ターンができることを前提で考えておくと良いかもしれません。
滑走性
板が滑るのか、についてお伝えしていきます。
まず、リフトから降りて滑り始める前に、「シリコンワックスを塗っているマット」がありますので、マットの上に乗り、ソールにシリコンワックスを塗ります。
これにより、多少は滑走性が良くなります。
それでも、摩擦抵抗は大きいので、あまり滑りが良いとは言いにくいところです。
もし、滑走性を高めたいのであれば、ワックスを塗ることをおすすめします。
サマー用のワックスを塗っておくと、滑走性が抜群に上がるため、ストレスも多少軽減されます。
また、GALAサマーパークの水の巻き方は他のサマーゲレンデと異なります。
コース脇からホースで水を撒くシステムを取っています。
人力ですね。
そのため、休憩の間は水が撒かれない、というちょっと残念な感じではあります。
それでもホースなので、一度に出ている水の量は多めです。
しっかりと水がかかっているところであれば、滑走性は良くなるでしょう。
GALAサマーパークのサマーゲレンデのコースの詳細
滑走距離は350mとなっており、斜度については詳細の情報がありませんでした。
コースは、メロディコースと呼ばれるコースです。
ゴンドラ降り場のすぐ目の前ということもあり、冬には多くの方が滑っています。
実際に滑った感想としては、全体的に斜度が緩めな印象があります。
ただ、「初めてサマーゲレンデを滑る方」や、「斜度があると滑れないと考えている方」にはちょうど良いかもしれません。
また、コースは半分程度で斜度が分かれており、リフト降り場から中央までは、とても緩やかな斜度です。
サマーゲレンデに慣れている方には、緩やか過ぎるかもしれません。
中盤以降は、少し斜度が出てきますので、カービングターンで気持ち良く滑られるという印象です。
ただ、コース全体に言えることですが、少々うねりを感じます。
見た目ではそこまで気にならない程度ですが、実際に滑ってみると、うねりが気になりました。
恐らく慣れるまでは、ちょっと気になってしまうのではないかと思います。
GALAサマーパークのサマーゲレンデの割引システム
GALAサマーパークのサマーゲレンデに行くのであれば、ぜひ活用していただきたい割引システムがあります。
通常の大人の料金は、リフトゴンドラ1日券で「3,300円」、半日券で「2,200円」です。
有資格者割引
特定の有資格者の場合は、特別割引されます。
その資格とは、
・SAJ 準指導員
・JSBA A級インストラクター
・JSBA B級インストラクター
・PSA プロスノーボーダー
・SIA 教師
・SIA 準教師
です。
そして、その割引金額は、ゴンドラリフト1日券で「1,500円」です。
半額以上と驚愕的な金額と言えるでしょう。
そして、同伴者も「2,500円」で購入でき、何名でも購入ができます。
もちろん有資格者は同伴者がいなくとも、ご自身だけ割引することができます。
私も大変お世話になっています。
そして、更にすごいのが、シーズンパスポートも格安で購入できることです。
上記の有資格者は、通常「22,000円」のところ、「11,000円」で購入できます。
もし、有資格割引を使うときは、「ライセンスカード」や「会員証」の提示が必要になるので忘れずにお持ちください。
JAF会員
有資格者の割引きについて触れましたが、有資格者でなくとも「JAF会員」も少し安くなります。
JAF会員証を提示することで「2,800円」になります。
「500円」も割引されますので、有資格者でない場合はぜひご利用してくださいね。
GALAサマーパークで滑るなら特にプロテクターが重要
先ほどお伝えしたとおり、GALAサマーパークのサマーゲレンデはピスラボです。
このピスラボ、転倒してしまうと痛いです。
サマーゲレンデのブラシの中では一番痛いのではないか、と考えています。
そのため、まずは「長袖、長ズボン」など肌の露出のしない服装で滑るようにしてください。
GALAサマーパークのホームページにもしっかりと、「袖、半ズボンによる滑走はご遠慮する」という旨、記載があります。
ただ、ひじ、ひざのプロテクターを着用していれば滑走できるとしています。
それでも、スノーボードの場合はスキーと比べて転倒してしまう可能性がとても高いので、必ず肌の露出しないもので行くようにしてくださいね。
そして、これだけ痛い思いをするピスラボです。
プロテクターは必須のアイテムと言えるでしょう。
確実につけてほしいのは、「ひじ」と「ひざ」のプロテクターです。
ピスラボに関しては、「手首」のプロテクターもつけてほしいです。
もしプロテクターをこれから購入するのであれば、手首もセットのものを購入することをおすすめします。
また、ヒップパッド、上半身のプロテクター、ヘルメットも装備できるとなお良いです。
その中でも、ヒップパッドは優先度が高いです。
私はピスラボに初めていったときに、お尻に青あざを作った記憶があります・・・。
ちなみにプロテクターをレンタルする場合は、「ひざ・ひじ・ヘルメット」のセットで、「500円」。
「ひざ・ひじプロテクター」「ヘルメット」をそれぞれ単品でレンタルする場合は、「300円」です。
また、ミトングローブを必ず装備していきましょう。
ピスラボは他のブラシよりも指を引っかける可能性は少ないと言えますが、それでもブラシに隙間があるため、5本指のグローブですと、引っかける可能性がないわけではありません。
ミトングローブを着けても親指が独立しているため、怪我しないわけではありませんが、怪我する確立は下がります。
少しでも怪我の確立を下げるためにも必ずミトングローブを装備するようにしましょう。
GALAサマーパークのサマーゲレンデで滑るなら専用板を使おう
GALAサマーパークのサマーゲレンデで滑るときは、冬に使っている本番の板は使わないようにしてください。
ピスラボは、摩擦力が強くソールを削ってしまう可能性がとても高いです。
カービングターンをする方は特に気をつけてください。
※ピスラボで削れたスノーボードの画像
上記の画像ではわかりづらいかもしれませんが、普通の板だとソールが削れてしまうことがあります。
ピスラボを滑るのであれば、専用板である「バルシップ」を使うことをおすすめします。
※バルシップのソール
この「バルシップ」とは、スノーボードブランドの「キスマーク」が開発している板であり、ソールに特殊メタルを貼り合わせています。
キスマークにあまり良いイメージを持っていない方もいるかもしれませんが、このバルシップに関しては開発に携わっているライダーが素晴らしい技術のある方ですので、間違いのない板と言えるでしょう。
実際にピスラボで滑ることに関しては、普通の板よりも滑走性が良いです。
古い海外メーカーの通常の板(加工なし)と乗り比べてみたところ、バルシップの方が滑りました。
ただ、バルシップの他に普通の板をステンレス加工することができるところがあります。
さすがに、有名メーカーのカービングターンに精通している板をステンレス加工したものには、バルシップは一歩劣るとも言えます。
それでも、十分すぎる性能をもっているので、ピスラボで滑る際は、ぜひバルシップを利用してみてください。
もし、普通の板をどうしても使いたいということでしたら、中古の板を購入するか、レンタルするか、2軍以下の板を使うことをおすすめします。
GALAサマーパークのレンタルで貸し出しもしていますので、利用してみると良いでしょう。
私も最初は借りて、その滑走性に感動し、今ではバルシップを買ってしまいました。
また、このバルシップの性能については、下記の記事にまとめています。
気になった方は読んでみてもらえると嬉しいです。
GALAサマーパークで連日滑るならレンタルがお得
GALAサマーパークでは、専用板を連日借りられるシステムがあります。
他のサマーゲレンデではあまり見られないシステムですね。
通常GALAサマーパークでバルシップをセットで借りた場合、半日で「2,800円」、1日で「4,000円」です。
2日レンタルしますと、「6,800円」と格安でレンタルすることができます。
また、バルシップを単品でレンタルする場合、半日で「2,100円」、1日で「3,000円」、2日で「5,100円」です。
連日で滑られる方は、2日レンタルサービスをご利用してみてはいかがでしょうか。
GALAサマーパークの併設施設
GALAサマーパークは、サマーゲレンデだけではなく、他にも施設があります。
まずは、ガーラの湯です。
ガーラの湯は、フィットネスプールも兼ねている温泉施設です。
営業時間は、「11時~17時まで」と短めですが、サマーゲレンデで汗を流した帰りに、温泉に浸かっていきたいですね。
料金は、「大人:1,100円」「小学生:600円」です。
温泉だけ浸かりにいくにしては、ちょっと料金が高めであるのが難点と言えます。
他には「体験工房」「トレッキング」「エアジャンプTOBETE」などの施設もあります。
その中でも、トレッキングはゴンドラ料金だけで自然の中を散策することができます。
コースは、「大ブナコース・・・2.2km」「愛の鐘コース・・・4.0km」です、
大ブナコースに関しては、森林浴を楽しみながら楽しむようなコースで、ファミリー向けとしています。
愛の鐘コースは、中央コースの外側を回るようなコースです。
コースの途中には「愛の鐘」という景色の良い鐘のあるスポットがありますよ。
エアジャンプTOBETEは、スノーボードなどのエアマットではありません。
高台からエアマットに向かって飛ぶことができるスリリングなアトラクションです。
料金は、「2回:500円」「無制限:1,000円」です。
高台の高さは2段階あり、約5.3mと約8.7mです。
結構な高さですので、刺激を欲している方は、行ってみてはいかがでしょうか
ただ、遊ぶにもルールがあるため、しっかりとルールに則って楽しんでくださいね。
まとめ
有資格者の方でまだサマーゲレンデに行ったことのない方は、GALAサマーパークに一度お越しになられてはいかがでしょうか。
かなり格安で楽しむことができますよ。
ただ、コースの斜度が緩めなのと、滑走距離が短いことは頭に入れておいてくださいね。
また、滑る際には、服装とプロテクター、ミトングローブを忘れないようにしてください。
怪我がないことが一番ですからね。
なお、このサイトでは、怪我やボードの破損に関しては、一切責任が持てないことご理解をお願いいたします。
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