スノーボード初心者にとって大きな壁となるのが、「リフトの乗り降り」です。
「乗るのはできても、降りるときが怖い」という方も多くいることでしょう。
そこで、ここではリフトの乗り方と降り方を説明していきます。
なお、この記事では「スノーボードを装着した状態での乗り降り」のやり方のみを書いています。
より簡単な方法や細かいやり方のポイント、注意点などを書いた記事もあります。
こちらは最後の「別のページへ」の項目にリンクを載せますので、気になる方はそちらから見てみてください。
※人形を使った説明で、いつも以上に手作り感満載な画像で見づらいかもしれません。
ご理解の上、お読みいただけると嬉しいです。
リフトの乗り方
最初にリフトの乗り方から説明していきます。
1.前足だけバインディングに固定し、後ろ足側のハイバックを倒す
2.リフトの列に並ぶ
3.前の人が乗り場へ移動したら、停止位置まで移動
4.係員にリフト券をチェックしてもらう
5.自信の前をリフトが通過したら、乗り場のラインまで移動
6.板の先端を縦にして、進行方向に向けておく
7.後ろ足を板の前側に出して、体を横向きにする
8.後ろから来るリフトに目線を送る
9.リフトに後ろの手で触ってから座る
※板は横向きにしないこと
10.セーフティーバー(手すり)付きの場合は下ろす
◆一連のJIF
乗るときに注意することは、「板を横向きにしない」ことです。
リフトに乗るときにエッジが引っかかって転ぶと、怪我の原因にもなりかねません。
乗る際には、板は縦向きにしておくことを頭に入れておいてください。
リフトの降り方
次は、リフトの降り方です。
1.リフトの降り場に着く前に、体を少し横向きにして板を縦にしておく
2.セーフティーバーを上げる
3.降り場前で、前足を上げて板の先端を少し上げる
4.板を雪面に着けてもまだ立たない
後ろ足を板の真ん中に乗せつつ、目線を進行方向に向けて、立つ準備
6.降り場の立て看板、もしくはラインがあるところで立ち上がる
後ろの手でリフトの座面を軽く押すと滑りやすい
7.まっすぐ立つようにして滑る
止まるまで滑り続けるか、自身で曲げて止める
※曲げて止めるときは、リフトから離れてから止まるようにしましょう。
◆一連のJIF
リフトから降りることができたら、即座にスケーティングをして、安全なところまで移動しましょう。
その場にいたら、後ろから降りてくる人と接触してしまう危険性があります。
また、降りるときも「板を横向きにしない」よう注意してください。
リフトに乗るときと同じ理由ですが、エッジが引っかかって転ぶ危険性があります。
板は、縦向きにしておきましょう。
なお、成功のポイントは、「目線を上げること」「まっすぐ立つこと」です。
リフトで転んだときの対応
リフトはスノーボード初心者にとっては、かなり難しく感じるところです。
そのため、転ぶことはよくあることですので、「恥ずかしいことではない」ということはお伝えしておきますね。
ただ、転んだときの対応は頭に入れておくと、いざというときに役立ちます。
ここで大事なのは、「焦らない」ことです。
乗り場の手前で転んだときは、焦らずに立ち上がりましょう。
リフトの目の前や、乗るときにミスして転んだ場合は、焦って立とうとしないでください。
リフトに頭をぶつけないようにして、リフトから避難するように移動しましょう。
焦って立っても、再度転ぶことがあるので、できるだけ落ち着いて立つよう心がけてください。
転んだあとにすぐに立とうとすると、頭をリフトにぶつける可能性があります。
そのため、焦らずに頭を下げたままリフトから避難しましょう。
別のページへ
◆「STEP2 スケーティング」の記事
まだスケーティングについての記事を見てない方はこちらをお読みください。
◆リフトの乗り降りについてもっと細かく説明している記事
リフトの乗り降りは、初心者にとってとてもハードルが高く感じるものです。
こちらの記事では、スノーボードに片足を固定して滑るのが難しい方用に「板を持って乗る方法」も書いています。
そのほか、ポイントも細かなポイントも書いていますので、よろしければ読んでみてください。
◆リフトが怖いと感じている方向けの記事
リフトが怖いと感じる方は、大変多いです。
この恐怖心を少しでも減らすための方法を上記の記事に書きました。
リフトで怖い思いをしたくない方は、リフトを遅くする方法なども書いていますので、こちらの記事を読んでみてください。
次のSTEP4の記事は、実際に滑るための方法でもある、「サイドスリップ(横滑り)」のやり方をお伝えします。
コメント