思い通りの体の使い方できてる?正しい使い方でパフォーマンスアップ

思い通りの体の使い方できてる?正しく使えればパフォーマンスアップが望める オフトレ

皆さんは、来シーズンに向けて何かオフトレをしていますか?

前回の記事では、オフトレ特集ということで様々なオフトレがあることを紹介しました。

せっかく行うオフトレですから、効果を大きくしたいですよね。

そこで今回は、筆者がストレッチや筋トレをして気がついた効果を最大化する方法についてお伝えします。

その方法とは、「体の使い方を意識する」ことです。

オフトレでストレッチや筋トレを行っている方は、とても重要なことですよ!

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正確な体の使い方できてる?

皆さんは、自分自身の体を思い通りに使えていると思いますか?

走ることができている…
ボールを投げることができる…

これも確かに一般的な体の使い方としてはできていると言えます。

しかし、これではスポーツにおいて不十分と言えるでしょう。

スポーツの世界では、力を伝えたり、俊敏に動くなど、動こうと意識したときに的確に体を動かせる状態こそが体を使えている状態だと言えます。

例えば、

・ボールを力強く投げて、狙ったところに当てられる
・ハードルを飛び越えながら、着地時に姿勢を崩すことなく走り切る

など、より細かく正確に体を使うことを言います。

ただ、上記のような体の動かし方ができる人は、かなりの熟練を要した人と言えるでしょう。

一般の方に「ここまでやってください」と言うのは、無理があります。

ここでお伝えしたいのは、少しでも正確に体を使うためにはトレーニングが必要、ということです。

正確な体の使い方は奥が深い

アナウンサー、演奏者、プロドライバー

正確な体の使い方は、スポーツだけに限ったことではありません。

他の分野においても重要なことです。

・早口言葉を何度も言っても噛むことがない
・楽器の演奏をミスなく行う
・カーレースで事故を起こさずにギリギリを攻め切る

このようにアナウンサー、演奏者、プロドライバーなどその道に精通している方は、その分野に特化した身体操作の訓練を要求されます。

このように体を正確に使うことは、様々な分野において効果を発揮することとなります。

ここで、一つ想像してみていただきたいです。

例えば、ミリ単位で体をコントロールして思い通りに動かすことができたとします。

何の違和感もなく、体の全てを意のままにコントロールできたとしたら…。

どの世界に行っても、すぐにトッププレイヤーになれると思いませんか?

スノーボードの世界であれば、思い描いた姿勢も、思い通りの滑りやトリックも、意図も簡単に習得できることでしょう。

正確な体の使い方には、これだけの夢があります。

さすがに、ここまで完璧に正確に体を使いこなす人はいないでしょう。

途方もないトレーニングを行っても全てを手にすることは不可能と言えます。

ただ、意識してトレーニングすることで、今まで気づいてこなかった体の使い方を少しでも知ることは可能です。

まずは体の使い方を理解して、意識的に体を使うことを覚えていきましょう。

何歳からでも体の使い方に気付くことができる?

年齢と体のコントロールは、関係してくるのでしょうか。

まず、成長期の子供です。

特にゴールデンエイジの時期に関しては、体の使い方を飛躍的に伸ばすことができると言えます。

ゴールデンエイジは、コーディネーション能力(五感で得た情報の処理能力)を飛躍的に伸ばすことが可能と言われています。

コーディネーション能力を伸ばすためにも、外遊びやスポーツなど体を使うようにして、ボディコントロールの幅を伸ばせるようにすることをおすすめします。

それでは、大人になるとどうなのでしょう?

残念ながら、年齢を重ねていくほど、体の使い方の習得に時間がかかるかと思われます。

これは加齢に伴って凝りや痛み、体の歪みなどを起こしやすく、体が衰えていくためです。

ただ、身につけられないわけではありません

あくまで感覚を養いづらいというだけです。

何にもやっていない成年と、定期的に体を使っている大人を比べた場合、大人の方が的確に体を使える可能性は十分にあります。

体の使い方の習得は身近なことで体感している

箸を使うという動作

皆さんも一度は、体の使い方を習得する経験を味わっているかと思われます。

例えば、「箸を使うという動作」

皆さんは、最初からできたでしょうか。

おそらく最初は上手く使うことはできなかったかと思います。

それが、何度も指を正確に動かす意識をして練習したからこそ、コントロールできるようになったはずです。

また、「鼻の穴を膨らませる」という行為。

人によっては、練習してできるようになった人もいるかと思います。

これも何度も鼻を動かそうと意識して、筋肉が動くようになったと言えます。

このように、何度も特定の部位に集中してトレーニングすることで、感覚が研ぎ澄まされて正確な体の使い方ができるようになったと言えるのです。

ストレッチ・筋トレで正確な体の動かし方を身につけるポイント

ここでは、ストレッチや筋トレで体の使い方に気付く方法をお伝えします。

その方法とは、

動かしたい部位を意識して、適切に動かす意識を持つ

ことです。

今までただやみくもに体を伸ばしたり、鍛えてたりしている方もいるかと思います。

それでも体の動き自体は良くなることでしょう。

しかし、それでは実践的なスポーツの中では、適切に体を使えるとは限らないのです。

ここで、スノーボードで例を挙げて考えてみます。

ストレッチで膝の周りの柔軟性が上がったとしましょう。

その結果、膝を内側に入れることが多少できるようになるかもしれません。

しかし、股関節や足首が適切に動かせない場合、膝だけが大きく動くことで結果的に高負荷がかかり、膝を痛める可能性があるのです。

また、筋トレの場合の例も挙げます。

大腿四頭筋(太もも前側の筋肉)を鍛えたとします。

鍛えることで体がブレなくなったり、今まで以上に力の出力が大きくなることもあるかと思います。

しかし、筋肉がどのようにして働くのかを理解していないと、滑走中に的確に筋肉を働かせられず、効果が薄くなることもあるのです。

全員が全員同じ結果になるとは限りませんが、中にはこのような方もいるということですね。

それではどうしたらいいのでしょうか。

それは、ストレッチや筋トレをする際に、

・どこの部位を動かしているのかを意識すること
・トレーニングする際に、どの部位がどのように効果を発揮するのかを感じ取ること

です。

前屈のストレッチをする場合であれば、「股関節の動きを意識」して、「太ももの裏の筋が伸びていることを感じる」という感じです。

前屈ストレッチ

ノーマルスクワットをする場合であれば、「上半身やひざの位置に気をつけて、股関節を使って重心を落とす」ようにして、「筋肉がどのように働いているのかを感じる」といった感じです。

ノーマルスクワット

このように意識をすることで、実践的な体の使い方ができるようになることでしょう。

※感覚や神経系に関しては個人差がありますので、全員が同じ結果を生むとは言い切れません。

まとめ

今回は体の使い方について書きました。

この記事を書いている筆者自身、まだまだ体の使い方を発見している最中です。

ただ発展途上ではあるものの、体の使い方を意識して動かせるところも出てきました。

そのおかげか、先シーズンではパフォーマンスアップを体感することができています。

そのため筆者は、体の使い方を理解することはトレーニングの効果を高めるためにも大切なことだと考えています。

よりトレーニングの効果を高めたいと考えているのであれば、「体のどの部分をどのように動かすとどのような効果が出るのかを意識してみる」ことをおすすめします。

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