かぐらスキー場のサマーゲレンデに行ったときの滑走レポートをしていきます。
かぐらスキー場には、今でも年に複数回行くことがあり、カービングターンができるようになってから行った、初めてのサマーゲレンデです。
そのため、初めは捨て板(使っていない板)で滑ったことを覚えています。
この捨て板がどのようになったのを滑走レポートと共にお伝えしていきます。
また、かぐらスキー場のサマーゲレンデに行くのであれば、お得な情報がありますので併せてお伝えします。
かぐらスキー場のサマーゲレンデのコースの特徴
かぐらスキー場のサマーゲレンデに使われているブラシは、ピスラボです。
ピスラボは、毛先が短く、比較的硬めの白いプラスチックブラシのことです。
※ピスラボの写真
コースは、みつまたエリアの「ファミリーコース」です。
最大斜度が「18度」で、平均斜度が「11度」、滑走距離は「1,050m」もあり、長距離が楽しめます。
ここまでの長距離は、サマーゲレンデの中ではウイングヒルズ白鳥リゾートを除いては他にはないのではないでしょうか。
そのうえ、コース幅も広く、最大で「50m」のところがあるほどです。
途中で緩やかな斜度がありますが、最初の落ち込みは、多くのレベルの方が滑りやすい斜度設定となっています。
そして、コースの後半、約3分の1程度に差しかかる落ち込みから斜度が出てきて、スピードも出しやすい斜度になっています。
カービングターンで滑られる方には、嬉しい距離、幅、斜度と言えるでしょう。
その分、カービングターンがあまりできない方には厳しい斜度と言えます。
そして、水の散水に関しては、スプリンクラーを採用していますので、コース全域に水が付着します。
ただ、散水の量は比較的多めであるため、服は結構濡れてしまうことを想定しておくと良いでしょう。
また、コースのスタート位置付近にまず、「シリコンワックスが添付されているマット」があります。
※スタート位置ではないですが、このようなワックスゾーンがある
そのほかにコースの途中途中に、簡易的なワックスポイントがありますので、その上を通ることで多少は滑りが良くなります。
かぐらスキー場のサマーゲレンデを滑った感想
かぐらスキー場のサマーゲレンデのコースは、カービングターンをするのであれば、快適と言えます。
しかし、冬に連続ターンが上手くできない方は、正直滑り降りるのも一苦労だと思います。
ピスラボのサマーゲレンデを滑るレベルとしては、連続ターンが難なくできるレベルは必要と言えるでしょう。
それでは、カービングターンができるレベルでの感想をお伝えしていきます。
最初は慣れずに思わぬところで急にエッジが引っかかり、ターンが始まるなど、操作がしづらい印象でした。
また、板を立てなければエッジが噛まずにズレて、スリップしてしまいます。
そのうえ、カービングターンをしているときのバランスも冬よりも取りにくいです。
やはり、冬よりは難しいことが伺えます。
しかし、これは最初の話であり、何度も行って回数をこなした場合は、サマーゲレンデの方が滑りやすいと感じます。
雪と違い、地面の状況の変化が少ないため、一定の環境で滑られるのが嬉しいところです。
また、伝えておかなくてはならないのが、転倒すると「痛い」ということです。
ピスラボのサマーゲレンデ全体に言えることですが、ブラシが硬いので、プロテクターをつけないと青あざを作るほど痛いです。
私も最初は、青あざを作った記憶があります。
かぐらスキー場のサマーゲレンデはどんな板で滑ればいい?
かぐらスキー場のサマーゲレンデを滑るのであれば、板のチョイスにも気をつけてください。
かぐらスキー場のサマーゲレンデで滑ると普通の板で滑るとソールが削れる
冒頭でお伝えしたとおり、かぐらスキー場のサマーゲレンデを初めて滑るときは捨て板を使用して滑りました。
捨て板は当然普通の板です。
結論から言いますと、終わった頃にソールのエッジ付近が削れていました。
※実際に損傷したスノーボードの画像
軽く石を踏んだ程度ではありません。
縦に長くえぐれています。
このようにソールを削った理由は、ピスラボに原因があると言えるでしょう。
私は、他のブラシの「スノーエース」(丸沼高原スキー場)と「カービングマット」(ふじてん)を滑ったことがあり、そのとき普通の板で滑っても特に損傷することがありませんでした。
ピスラボは、「スノーエース」「カービングマット」よりも硬いため、摩擦力が強くカービングターンで重さを乗せるとその部分が削れてしまうのだと思います。
ピスラボを滑った板は、冬では使えなくなると考えておいた方が良いでしょう。
※体重、滑走レベル、滑走量、気温も関係してくることが想定されるため、必ず使えなくなるわけではありません。
サマーゲレンデ専用の板がある
ピスラボを滑る場合は、できることならサマーゲレンデ専用の板を使うことをおすすめします。
サマーゲレンデ専用の板は、「特殊メタル」をソールのエッジ付近に貼り付けているものです。
※サマーゲレンデ専用板(バルシップ)のソール
かぐらスキー場のレンタルでも貸し出ししています。
このサマーゲレンデ専用のスノーボードの板(バルシップ)は、キスマークから「3代目」まで出しています。
そして、かぐらスキー場は「2代目」と「3代目」まで取り扱いがあります。
レンタルした板の色が「オレンジ主体のカラフル」なものは2代目で、「白と水色がベース」のものは3代目です。
新しい方がカービングターンはしやすいかと思いますが、どちらも性能としては良くできていますので、そこまで大きな差はないかと思います。
そして、この専用の板はピスラボに耐性があるだけではありません。
ソールの特殊メタルがブラシを張り付きづらくして摩擦を多少軽減しやすくするのか、普通の板で滑るときよりも滑走性が高いです。
幾分か、滑らないストレスを軽減してくれるので、本気で楽しみたいのであれば、専用板を使いたいですね。
また、このバルシップの性能については、下記の記事にまとめています。
気になった方は読んでみてもらえると嬉しいです。
サマーゲレンデはプロテクターが重要
他の滑走レポートでも書いていることですが、とても重要なことであるため、全ての滑走レポートに記しています。
サマーゲレンデを滑るのであれば、プロテクターはつけたいところです。
転倒しない熟練者であれば問題ないでしょうが、サマーゲレンデは冬よりも転びやすいので初めての方には絶対につけてほしいです。
サマーゲレンデの一番怖いところは、「怪我」です。冬が本番なのにここで怪我をしてはもったいないので、しっかりとプロテクターを装着しましょう。
かぐらスキー場のレンタルでは、「ひじ・ひざセット」「ヘルメット」が「各500円」です。
そして、「ひじ・ひざセット」のレンタルには、数に限りがありますが「手首のプロテクター」もついてきます。
ピスラボをスノーボードで滑る場合には、この手首のプロテクターがあると便利です。
また、レンタルにはない「ヒップパッド」もあると良いですよ。
転倒するということは、お尻も強く打ちやすいですからね。
また、プロテクターではありませんが、とても重要となるのが「グローブ」です。
種類は「ミトンタイプ」です。
ミトンタイプを装着することで指を怪我しにくくなります。
かぐらスキー場のサマーゲレンデを滑るなら早割りとイベントをチェック
お得情報をお伝えしますので、チェックしてくださいね。
※サービス内容はシーズンごとに変更の可能性があるため、必ず同じとは限りません。
下記の情報は、2019年のサマーシーズンを対象としています。
かぐらスキー場のサマーゲレンデの早割券
かぐらスキー場のウィンターシーズンが終わり、夏が始まるまでに約1ヶ月と半月あります。
このサマーゲレンデが始まる前の期間(2019年は6月末までで締め切り)に早割りの販売があります。
早割券には「日帰りパック」と「早割2名セット券」の2つのサービスがあります。
「日帰りパック」に関しては、価格が「3,500円」です。
通常料金が「3,900円」ですので、そこまで大きな価格差ではありません。
しかし、この「3,500円」に【1,400円相当のお食事券】がついています。
そのため、実質「2,100円」でリフト券が買えるようなものです。
このように考えますととてもお買い得と言えるでしょう。
また、「早割2名セット券」の料金は「5,000円」です。
一人あたり「2,500円」ですので、とてもお買い得ですね。
この「早割2名セット券」は、日を跨いで使用できませんので、その点はご注意ください。
早割券を購入することを考えるのであれば、オープン前に確認するようにしたください。
かぐらスキー場のサマーゲレンデのイベント
早割りのほかに、週替わりの格安イベントと日替わりサービスデーも開催しています。
スキー利用者:3,000円
・ファミリーウィーク
親子セット(大人:3,000円 中・高校生:2,000円)・レディースウィーク
女性:3,000円・スノーボードウィーク
スノーボード利用者:3,000円・U-29ウィーク
29歳以下(中・高校生:2,500円 29歳まで3,000円)・O-30メンズウィーク
30歳以上の男性:3,000円
・ステーキフェア(限定30食)+ご注文者ドリンク半額
・ローストビーフ丼フェア(1,000円)+ご注文者ドリンク半額
・ソフトドリンクバーフェア(お食事利用者350円→200円)
・肉の日(ローストビーフ丼1,000円 30食限定)
・ケーキ&ソフトドリンクバーフェア(950円→600円)
・冷汁・わたあめの振舞(13時~14時)
・八色スイカ振舞(13時~14時)
・ソフトクリームフェア(400円→200円)
内容は、かぐらスキー場のフェイスブックで紹介されていますので、確認してみるのが良いでしょう。
週替わり格安イベントは大変お得ですので、ぜひ狙って行ってみてください。
かぐらスキー場のレストラン(スノーマン)の料理は美味しい
早割券を購入した方は、スノーマンの料理を食べるかと思います。
私も、早割りのお食事券があったため食べました。
このスノーマンの料理、ゲレ食というだけあり、やはり高めの値段設定です。
しかし、少し高めの値段設定ではありますが、実際に食べてみると、どれを食べても美味しいです。
特にファストフードなどではなく、ちゃんとした料理が美味しい。
私のおすすめは、「牛ステーキプレート」です。
値段は、「1,800円」とお食事券を400円もオーバーしますが、この料理があるときは大体頼んでしまいます。
肉がやわらかく噛み切れる硬さであり、ソースが濃すぎず、また肉に染み渡るため、噛むほどに美味しいです。
※あくまで個人的主観です。
ぜひ機会があれば、食べてもらいたい一品ですね。
かぐらスキー場の別サービス
ここまでの内容からサマーゲレンデを滑るのに、恐怖心を感じる方もいることでしょう。
もし、恐怖心を感じるのであれば、かぐらスキー場でおすすめのレッスンがあります。
滝口 雅司選手キャンプ
カービングターンに精通している方であれば、多くの方がご存知のマーシーこと、「滝口 雅司選手」。
マーシー選手は、デモというスノーボードのインストラクターの中でも優秀なインストラクターと呼ばれる称号を手にした経験をお持ちです。
夏の期間は、かぐらスキー場のサマーゲレンデでキャンプ(レッスン)を行っています。
また、サマーゲレンデ初めての方を対象としたキャンプも行っています。
サマーゲレンデで滑るためのコツをわかりやすくお伝えしており、大変好評です。
気になる方は、マーシー選手のフェイスブックやインスタグラムから連絡してみてください。
エッジ研磨サービス
かぐらスキー場では、エッジ研磨のサービスを行っています。
値段は、1回「1,000円」です。
そのため、スノーボードは1,000円ですが、スキーは2枚のため「2,000円」です。
スノーボードは格安と言えるでしょう。
また、ピスラボでは、エッジにバリが出ることでしっかりと噛みますが、チューンナップではこのバリがしっかりと出てます。
サマーゲレンデはエッジがとても重要ですので、カービングターンをする方はぜひ試してみてください。
私も利用させていただいており、病みつきになってしまっています。
まとめ
かぐらスキー場には、サマーゲレンデの中では比較的スノーボーダーが多くお越しになります。
その大半は私も含め、カービングターンの練習にきている方です。
カービングターンを練習したい方には、良い刺激を与えられるのではないかと思います。
早割りやイベントを狙って、格安でかぐらスキー場に行ってみてはいかがでしょうか。
ただ、プロテクターの準備は忘れないようにしてください。
また、服装のことを書いていませんでしたが、スノーボードの場合は、長袖、長ズボンは必須です。
下記の記事に詳細を書いていますので、よろしければご確認ください。
怪我のないようにサマーシーズンを楽しみましょう。
なお、このサイトでは、怪我やボードの破損に関しては、一切責任が持てないことご理解をお願いいたします。
コメント