毎年スケートボードが気になっていたもののなかなか手が出ずにいましたが、
遂に今年の夏からスケートボードに乗り始めました!
乗るまでは「スノーボードのカービングのオフトレになるの?」なんて思っていたんですが、
使い方次第では、カービングのオフトレになります。
これはサマーゲレンデと並行したことで感じたことですね。
今回は、筆者が使っているロングスケートボードの紹介とスノーボードのカービングのオフトレに使える理由を書いていきます。
※筆者の偏見的な内容です。
スノーボードのカービングオフトレに使えるスケートボード
まず、スノーボードのカービングのオフトレに使えるスケートボードの種類を説明します。
有効なスケートボードは2種類あります。
一つは、サーフスケートボード。
もう一つは、ロングスケートボードです。
適したシーンが異なるのでどちらが良いとは言えませんが、自分の周りの環境を考えて選ぶといいかもしれません。
周りにスケボーができそうな坂道はありますか?
※車の通りが多い公道はとても危険なので除外してください。
河川敷などで車が通りにくい坂道が対象です。
広さはできることなら車二車線分の幅があると最高です。
このような条件に沿った場所があるなら、ロンスケは最高のオフトレになります。
坂道がなく、平坦な道で遊んだり、スケートパークみたいなところで遊ぶのであればサーフスケートをおすすめします。
サーフスケートの特徴は、簡単に推進してくれるところです。
ちょっとしたスペースでターンしたい人はサーフスケートを選ぶといいでしょう。
なお、ロンスケで平坦な場所を滑るとどうなの?って思う方もいるかと思います。
ロンスケの場合は、プッシュという足で地面を蹴って進むことを多用しますし、推進させるためには技術が必要になるので人によってはつまらなく感じます。
使っているロンスケ紹介
先程、サーフスケートとロンスケの二つの種類を紹介しましたが、実は筆者はロンスケしか持っていません。
理由は、ロンスケの方が疲れますがスノーボードに近い感覚が得られると考えているためロンスケを選んでます。
ロンスケがスノーボードのオフトレに使え過ぎて、2ヶ月後に新しく買い足したぐらいです。
ここでは筆者が使っているロンスケを紹介します。
セクター9のロンスケ
一つは、古いものですが、セクター9というメーカーのロンスケです。
引用:SK8boarders
このロンスケの特徴は、長さが85cmと短めで、板に埋め込むようにトラック(金属部分)を付けるドロップダウンタイプということです。
あとは、トラックがサイドワインダーというものを搭載していることが一番のポイントです。
このトラックは、通常のものとは異なり、二段式のため板の傾きが強く取れる特徴があります。
かなり旋回力が高いのも大きな特徴です。
そのため、ロンスケ初心者でも曲がりやすく気軽に楽しさを感じやすいと言えるでしょう。
なお、他のロンスケやサーフスケートに慣れてる人はグラグラしすぎる感じが怖いという人もいます。
実際にウィールがズレてしまいやすいという欠点もあります。
ですが、このグラつきやズレやすさはバランス能力を高める練習になりますし、旋回力もターンの速さに慣れるとても良い練習になります。
と、筆者の使っているロンスケを紹介しましたが古過ぎて同じものはなかなか手にすることができません。
今現在売ってるものでしたら、下記のものが近い感覚かと思います。
ローデッドのロンスケ
もう一つは、ローデッドというメーカーのロンスケです。
引用:LOADED公式
ローデッドはデッキに特徴があり、しなりの良さや反発の強さが気持ち良いです。
また、一つの機種に硬さの種類があるのも特徴的です。
それぞれに適正体重が設定されているので、適正体重範囲内であれば良いしなり具合と反発の良さを感じると思います。
ちなみに筆者が使っている機種は、ダービッシュサマのFLEX2というものです。
このダービッシュサマは長さもあり、太めにできているのでスノーボードの板の上に乗ってるようなサイズ感を感じます。
なお、FLEX2は、身長178cm、体重69kgで乗ると柔らか過ぎず、硬過ぎないちょうどいい硬さですね。
また、取り付けられているトラックはパリストラックというものです。
このトラックは、慣れてない人だと思ったように曲がってくれないと思います。
坂道ですと安定感があるので良いのですが、平坦な道で滑るのは酷と言えるでしょう。
平坦な道で滑りたいならブッシュというゴムを柔らかいものに変えるなどすることで、曲がりやすくなって滑りやすくすることができます。
なぜロンスケがスノーボードのカービングのオフトレになるの?
平坦で使う場合と坂で使う場合でそれぞれの練習が可能です。
滑走動画
まずはどんな感じでロンスケで滑っているのかを一部動画にしましたので載せます。
平坦と坂道それぞれで良いオフトレになります。
もう少し詳しくどんな練習になるのかを書いていきましょう。
平坦で使う場合
平坦で使う場合は、ポンピングという踏み込んで推進させる技術をすることで、板を踏み込む練習になります。
ポンピングはやり方がいくつかありますが、板を自分に対して左右に押し出すようにして踏み込んで曲げる練習がおすすめです。
自分の外側を板が回る感覚を感じられるようになると、スノーボードでも使える感覚になるでしょう。
スノーボードで言うならショートターンの練習になります。
なお、ロンスケはサーフスケートよりも推進してくれません。
そのため、最初は上手くポンピングできない人も多いかと思います。
逆に考えれば、その難しいロンスケでポンピングできればかなり良いオフトレになるとも言えます。
ポンピング以外にもサークルターンも良い練習になります。
練習するにはある程度の広さは必要になりますが、ぐるっと回るようにターンをすることで遠心力に対応する練習になります。
途中でバランスを崩さずに乗り切れるようになることでカービングポジションの練習になるでしょう。
更に、カーブを深くしてみると良いです。
深く曲げるためには、板を傾けたり、より力を加えられるように乗らなければいけません。
この感覚は、スノーボードのカービングターンでも圧を加えられる可能性を秘めています。
坂道で使う場合
坂道でロンスケに乗ると、最初はスピードが出過ぎてしまうことでしょう。
この理由は、体が後傾になってしまうことやウィールに重さを乗せられずに摩擦が弱くなることなどの原因が考えられます。
体が後傾になると、ターンが大きくなってしまってスピードが出ます。
板の上にしっかりと乗る練習をすることで、基本姿勢のポジションが良くなりやすいです。
また、姿勢を高くし過ぎずに重心を適度に落としてウィールを地面に押し付けておくようにすることでターンをするときにも力を加えやすくなります。
深いターンをするためには、トラックのブッシュを潰すように圧をかける必要があります。
そのためには、板を立てるように傾けることやしっかりと板を踏み込むことが重要になります。
この板を立てたときのポジションや曲げるために踏み込む技術などがカービングの練習になります。
まとめ
ロンスケがスノーボードのカービングのオフトレになる一例を挙げました。
他にもやり方によって違うオフトレ効果を感じることができます。
サーフスケートも楽しいですし練習になる部分は多いですが、ロンスケは板が動いてくれないので自分自身が動かす、扱う必要があるので働きかけるという意味ではロンスケをおすすめします。
なお、ロンスケを坂道で使うときは急にロングランをするのではなく、1、2ターンをして慣らして少しづつ距離を伸ばしてください。
スピードが出過ぎてしまうと止まるときに怪我する可能性もあります。
自分の制御できる範囲を把握して、怪我のないように楽しんでください。
コメント
記事アップありがとうございます。
スノーボード仲間と坂でロンスケで練習することが多いので、ロンスケに関する記事はありがたいです。
私たちはSector8の板を使用するメンバーが多いですが、最近はWaterborneというトラックが評判となっております。
Sector8のサイドワインダーにWaterborneのトラックを組み合わせることにより、平地でもロンスケでポンピングがかなりやりやすくなります。
よかったら、試してみてください。
https://www.youtube.com/watch?v=qCithhVmC74
kyamiさん、記事を読んでいただきありがとうございます!
コメントもとても貴重な意見で参考になります!
ロンスケはまだまだ経験が浅く、知識も少ないのでとてもありがたいです。
Waterborneは、とても気になってました。
サイドワインダーにWaterborneを組み合わせるのはすごいですね!
板が凄く立ちそうですし、推進もしそうなので、よりスノーボードの感覚に近くなりそうなイメージです。
ぜひ試してみたいです!
ありがとうございます!
Waterborne、公式ページに取扱店一覧が掲載されていますので良かったらどうぞ。
(http://www.waterborneskateboards.jp/shop.html 何故かgoogle検索ではたどり着かず、インスタで検索したら出ました。)
同じサイトの”voice”のページにある久保勇プロのレビューも参考になると思います
Waterborne公式ページの取扱店一覧まで教えていただき、ありがとうございます!
久保勇さんのレビューもとても参考になりました。
とても気になるトラックですね!
機会があればぜひ使ってみたいものです。