ご無沙汰ぶりの投稿です。
本来は前回の記事の続きのSP-UNITEDのセッティング記事を投稿するべきなのですが…
すみません!!
SP-UNITEDのセッティングは先送りさせていただきます。
ということで、違う記事を投稿させていただきます。
ついに2022-23シーズンもイエティのオープンで開幕しましたね!
そんな中、今回はあえてのサマーゲレンデの記事…
冬に行くための気持ちの切り替えってことです!
今回は、2022年に丸沼高原スキー場のサマーゲレンデで滑った成果をまとめました。
今シーズンはグラトリにもチャレンジしました!
もちろんカービングターンも楽しんできましたよ!
全11回で、どのくらい変化したのかお伝えしていきましょう。
これからの冬のシーズンのイメージ作りに見てみてください!
2022年|丸沼高原スキー場サマーシーズンの状況
滑りの話をする前に簡単に2022年の夏の丸沼高原スキー場の状況をお伝えします。
混雑具合
近年、丸沼高原スキー場は登山とキャンプ、アクティビティな森遊びと多岐に渡って盛り上がりを見せています。
そのため、サマーゲレンデよりも別の目的で来られるお客様が多くなっているように感じています。
週末は、朝のチケット売り場が少し並ぶ感じですね。
冬ほどではないので、さほど時間はかかりません。
そして、肝心のサマーゲレンデの混雑状況は…
平日は、夏休み期間以外は空いていて快適です。
休日に関しては、
7月中は、週末でもさほどさほど混んでいません。
しかし、8月の夏休み期間に入るあたりからかなり賑わいます。
スキーヤーが9割を占める割合ですね。
スノーボーダーは例年より2割り増ししたと思えるぐらい増えました。
スノーボーダーが増えるのは嬉しいですね!
もし、来シーズンに混雑を避けて滑りたいなら、平日もしくは休日なら7月中がおすすめです。
滑走性
2022年は、7月から8月上旬までがかなり暑く、10時〜15時までは著しく滑走性が悪くなりました。
最悪なときに関しては、直滑降をしても止まりそうになったり、スキーヤーの方がクロスカントリーのように斜面を滑らずに歩いていたりもするほどです。
やはりマットも劣化してきているのかもしれませんね。
9月に入れば、気温も下がってきて滑走性も良くなってきます。
快適に滑りたいなら9月以降が滑りやすいと思います。
丸沼高原スキー場のサマーゲレンデで注意すべきこと!
まず、最初にサマーゲレンデが気になっている方、挫折した方に伝えたいことがあります!
丸沼高原スキー場のサマーゲレンデを滑るときは、できる限りプロテクターを着けてください!
怪我をしたらもったいないです。
一番怪我しやすいのが【指・手】です!
筆者は、指の骨の骨折を経験しているからこそ声を大にして言いたいところです。
できることならハンドプロテクターを作ってください。
作り方は、なんでも良いです。
筆者なりの作り方は、下記の記事に載せているので見てみてください。
手さえ守れば大きな怪我はしにくいです。
擦り傷とか打撲は最初のうちはあるかもですが…
それもヒップパッドや肘、膝のプロテクターを着ければ多少緩和できます。
服装次第で楽しめるか、楽しめないかが左右されます!
痛いとリフト一本分滑って挫折しますから。
多少痛みを感じなければ、数本は頑張れると思いますし、その数本で慣れれば楽しくもなります。
とにかく、怪我しないように甘く考えずに装備はしっかりとしてきてください!
2022サマーシーズン|丸沼高原スキー場のサマーゲレンデでの成長記録
ここからは、成長記録を書いていきます。
2022年は、全11回(3時間券2回、1日券9回)行きました。
そして、今回のテーマとしては「スノーボードのやれることを増やす」です。
ということで、グラウンドトリック(グラトリ)もトライしてみました。
それに合わせて、道具やセッティングも変えています。
おかげで、今までカービングターンの練習ばかりでしたが、楽しむ幅が増えたと感じていますね。
板
まずは使用した板についてです。
今まで主にハンマーヘッドボードに乗ってきましたが、2022年は積極的にラウンドボードにも乗っています。
理由はグラトリをするためですね。
そして、ラウンドボードでは、グラトリだけではなくてカービングターンも練習しました。
板は、筆者が初めて買った板です。
オフハウスにて、中古で購入したK2のツェッペリンというモデルの板をメインに使っていました。
年式は2007年とかのモデルだったかと思うので、約15年前の板ですね。
年式は古いですが、元々ハードな板だったのでサマーゲレンデでも楽しく使えました。
また、初めてピスラボに行ったときにも使っているので、一部ソールがエグれています。
こういう板でも丸沼高原スキー場のサマーゲレンデならブラシが太く、長く、柔らかいので引っかかるなどの悪影響は少ない方でしたね。
また、9回目以降では、ダブルキャンバーの板とダブルロッカーの板も使ってみました。
ダブルキャンバーとは、mの字のようにセンターがロッカー(弓なり)で足元がキャンバーしている板です。
ダブルロッカーは、通常のキャンバー形状に合わせて足元の外側からロッカーして反り上がってる板です。
どちらもトリック向きの板ですね。
ダブルキャンバーは、NIDECKER(ナイデッカー)のVARVE(バーヴ)という板で、ビギナー向けのため柔らか目の板になってます。
柔らかいからこそ難しくもありますが、慣れると面白い板です。
ウエストが太めなのが特徴的な板ですね。
ダブルロッカーは、NIDECKERのSENSOR(センサー)という板で、硬さはミディアムで反発もしっかりとある板です。
SENSORは、ノーズとテールのサイドキックというエッジ部の浮きが特徴的です。
逆エッジしづらい分、有効エッジは短くなります。
こんな感じで色んなラウンドボードにも乗ってみました。
カービングターン(ハンマーヘッドボード)
カービングターンの成果を書いていきます。
ハンマーヘッドボードでのカービングは、下記の動画のような感じです。
初日、2回目までは慣れるのがメインで、悪い癖も出ていたように思います。
3回目以降から本格的にポジションの修正をして、6回目以降から大きな変化が出てきました。
8回目以降では、動きのタイミングが良くなり、板の撓みが増えてきたように感じます。
なお、今回で特に気にしたのが、基本姿勢です。
基本姿勢に関しては毎年意識をしているところではありますが、改めて意識し直しました。
基本姿勢ができていると、最初のターンからしっかりと撓み、スピードに乗ります。
切り替えのときも基本姿勢を瞬間的にでも通れば、力を逃さずにターンを始められます。
基本姿勢に関しては、人それぞれ考え方があると思いますが、筆者は以前に書いた記事も参考にしています。
この中に大きなヒントが隠されてます。
基本姿勢をしっかりと作ってあげれば、あとは適切に関節を使ってターンに入れば、しっかりと板が撓みます。
また、セッティングに関しては、ハンマーヘッドボードは極端な前振り(前足42度、後ろ足36度)にしています。
スタンスは54です。
カービングターン(ラウンドボード)
ラウンドボードに関しては、アングルを色々試してきました。
その中でも多かったのは、
極端な前振り(前足39度、後ろ足33度)と
横向き(前足21度、後ろ足9度)
※正確には前振りですが、振り分けしやすいように横向きということにします
です。
最初は、カービングターンのときにドラグしたくなかったので極端に前振りして、グラトリのときに横向きにするなどセッティングを変えてました。
しかし、途中からグラトリもカービングターンも同じセッティングでやることを考えて、最後はカービングターンも横向きのセッティングでできるようにしました。
実際の滑走動画がこちらです。
セッティングを変えても滑りのベースは同じです。
ただ、アングルが異なるので、そのアングルなりの動きと力のかけ方にしています。
また、向きが変わるため、ターン中の重心の取り方にも違いはあります。
無理のない体の動きや板に対して効率良く動くことを考えると、ここまでアングル差があると変えるべきところは出てきますね。
グラトリ
グラトリは、色んな技にチャレンジしました。
できているのか、と言われたらまだまだですがチャレンジした技数は多いです。
●4方向オーリー360
●プレス8方向(レギュラーとスイッチ各4方向)
●キャッチ
●タップ
●ドライブスピン
●プレススピン
●サシ
●ノーズコンパス
●リワインド
●シモン
●ギロチン
●トチ、ペン
●スワローテール
●ソネ
●オーウェン
●プレッツェル
●アンディ360
●ノーリー360
●ノーリー540
●リバースターン
●ヒールリバース
●コンボ(上記の技を繋げたり、返したりする動き)
など、他にも思い出せないぐらい沢山の技にチャレンジしました。
なお、映像には全ての技を撮ることができていません。
そのため、筆者自身どうなっているのか、よくわかっていないものも沢山あります。
映像に撮れていても、成功とは言えないレベルのものも沢山ありますし…
そんなグラトリを頑張った動画がこちらです!
丸沼高原スキー場のサマーゲレンデでは、グラトリはまだやりやすい方だと思います。
理由は、他のサマーマットより痛くないということとズラすことがしやすいからです。
と言っても、雪よりは難しい部分が多いです。
サマーゲレンデですので、転んだらもちろん痛いですし、逆エッジもします。
更に足元は安定せず、エッジが抜けたり、急に噛んだり転倒のリスクは多くあります。
ですので、筆者はオーリーや両足跳びなど、ちょっとずつできそうなことからトライして、無理のない範囲で練習しました。
もちろん転ぶことはありましたが、転んでも1日1、2回程度に収まることができましたね。
痛いのは嫌なので。
なお、サマーゲレンデでは雪と違って足場が作りにくいです。
そのため、弾くのが難しく高く飛ぶことが困難でした。
特に斜面という状況下で滑走中に飛ぶのは抵抗が少なくて難しかったです。
そこで練習になったのが、面弾きです。
エッジだけではなくて、面を使って弾くことで少し高さも出てきました。
また、ラントリも難しかったです。
スピードに乗せることは恐怖を感じましたね。
でも、自信を持ってチャレンジすることで限界値は上がった思っています。
サマーゲレンデでトリックして大事にしていたことは、軸です。
軸を気にすることで、転倒しづらく、次の技に繋げることもできました。
なお、グラトリは怪我のリスクを伴うので、無理にやらないでください。
怪我をしても責任取れません。
自信のある人がトライしてください。
ちょっとやってみたいと思った方は、スライドやオーリーぐらいからトライするようにしましょう。
他にもチャレンジしたこと
初日だけでしたが、グーフィでも滑りました。
スイッチではなくて、セッティングを完全に反対に取り付けてチャレンジです。
その動画がこちらです。
最初は極端な前振り(前足39度、後ろ足33度)にして、本当にターンができませんでした。笑
次から横向きにセッティングして滑りましたが、それでも難しい…
何が難しいってレギュラーに慣れてしまっているので、腰を前に向けないということです。
そして、リフトの乗り降りも一苦労。
そんな中、合計でリフト7本分でしたが、一本一本着実に滑れるようになりました。
次に、ショートターン。
動画はこちらです。
ショートターンは、今年は他にやることが多すぎてやる頻度が少なかったですね。
その中でもやるときは目的を持って滑れたので、また新しい感覚を手にできました。
冬にどうなるか楽しみです。
あとは、検定系のダイナミックショートとフォールスライド。
ダイナミックショートは空いた時間に少々、フォールスライドはこの動画の一回です。
ダイナミックショートは、サマーゲレンデでもズレとキレを使い分けできるように意識しました。
フォールスライドは、正直めっちゃ難しいです。
滑走性が無い真夏の時期だと、ノーズドロップが中々されず、ノーズが滑り落ちません。
あえて足先操作を使わずに初心者のノーズドロップをやりましたが…
恐怖そのものでした。
なお、このフォールスライドはカウンターローテーションを当てに行っているので、そこは問題点と言わざるを得ないです…
本来は、ローテーションと重心移動でノーズドロップをして、ノーズが落ち始めたところで上体をブロック。
板が落ちて回ってくるので、止めている上体に板が当たってくるようにする。
このときに回転を制動する動きが結果的にカウンターローテーションになる
といったぐあいにすると、良かったですね。
サマーゲレンデという環境で無理くり動きを出すと大袈裟になってしまうで、そこが難点ではありました。
まとめ
2022サマーシーズンは、今まで以上に新しいことにトライした年で、ドキドキハラハラしました。
しかし、新しい発見もありましたし、なんならグラトリは昨シーズンより技数が増えました。
もうイエティもオープンしてウィンターシーズンも始まっているので、ソワソワしちゃいますね。
皆さんのウィンターシーズンが怪我なく、実りあるものになるように願っています。
ウィンターシーズンを謳歌しましょう!!
筆者も気持ちを切り替えて冬の準備をします!
☆☆☆スノボ学レッスンの告知☆☆☆
今シーズンも丸沼高原スキー場にてレッスンを開催します!
・カービングターンがやりたい!
・ヒールサイドターンでお尻をつきたい!
・トーサイドターンで肘をつきたい!
・山側にいる人にソールを見せるほど板を立てたい!
・スピード感のあるカービングターンがしたい!
・横幅のあるショートターンがしたい!
・ショートターンが好きなりたい!
・グラトリにチャレンジしたい!
・悩みを解決したい!
など、今シーズンは効率良く目標に近づいてみませんか?
スノボ学では、【感覚を大事】にしています。
理論も大切ですが、感じ取れないことをやっても楽しくないですし、身につきません。
やっぱり「よく曲がる!」「キレが増した!」「低くなれた!」「ズレない!」など、滑走者本人が感じ取ることが成長するためにもとても大切です!
何より今まで以上に楽しくなります!
筆者は、感覚を感じ取るために頭で理論や可能性を考えて、実際の体の動かし方を模索して変化してきました。
沢山のことを自身が悩んで、考えて、体験して解消してきたからこそ、他では聞けない話が沢山あります。
スノーボードをより楽しむために、成長する手助けをさせてください!
初心者も大歓迎ですよ!
プライベートレッスンだからこそグングン上達します!
人によっては、半日でカービングターンの練習を始める人もいます。
気になる方は、スノボ学のサイトからお問い合わせくださいませ。
もしくは、
studysnow.camp@gmail.com
こちらのメールにて連絡していただいてもOKです!
金額は現状の価格になります。
・3時間(半日3時間通し)…7,000円
・2時間(半日)…5,000円
※予告なく金額を変更することがあります。金額が変更する前にレッスン予約を入れていただいた方は変更前の価格にて対応予定です。
プライベートレッスンの価格としては破格の値段設定になっています。
いつ価格を変えるかわかりませんので、希望の方はお早めに!
予約に関しては、日付など話を聞いてから、受ける受けないを決めていただいて全然問題ありません。
なお、日付に関しては筆者もサラリーマンの身であるため、筆者の休みの日に対応しております。
不定休のため、休みの日を希望者に連絡して、タイミングが合う方のみ対象とさせていただいております。
前月末あたりに1ヶ月の予定が分かるようになっています。
大変ご迷惑をお掛けいたします。
また、先着で連絡をいただいた方から予定の相談をさせていただく形を取らせていただきます。
これらのことから、予定が合わずに必ずレッスンができるわけではありませんこと、ご理解のほど何卒よろしくお願いいたします。
ご検討のほどよろしくお願いいたします!
ご連絡お待ちしております。
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