毎年ワークマン(workman)でスノーウェアが発売されるようになって数年。
2年前からデザインは似た感じになっていて、昨年は変化があまりなかったため購入はしませんでした。
しかし、2025/26モデルには、ワークマンカラーズ(ワークマン女子)限定色のスノーウェアが発売されているんです!
カタログにも書かれていません!
対象商品は、
ワークマンのスノーウェアを購入したのはこれで3度目。
以前に購入したスノーウェアの情報は、下記の記事に書いています。
本格的にスノーウェアとして販売した今のモデルの先駆けが下記の記事の商品です。
そして、今販売しているモデルの原型として出たのが2年前。
下記の記事に詳しく性能を書いています。
今回、商品を買ったのは色だけが理由ではありません。
若干ですが、前回より細かな部分が良くなっていたので購入しました!
今回の記事では、スノーウェアの試着画像と性能を紹介していきます!
限定色ウェアはワークマンカラーズだけ!イージス防水防寒スーツの入荷状況
2025年の秋冬モデルのイージス防水防寒スーツは、群馬県では2025年10月初旬に先行発売され、本格的に発売されたのが10月下旬でした。
2023年よりも一ヶ月近く入荷状況が早まっていますね!
数にも限りがありますので、早めに店舗に確認に行くのがいいかと思います。
なお、2025/26モデルには限定色があり、水色と白が使われたスノーミントという可愛らしいカラーとなっています。

限定色のスノーウェアの取り扱いは、ワークマンカラーズ(ワークマン女子)のみですので、限定色をお探しの方はワークマンカラーズの店舗にて確認してください。
やはりコスパ最強!ワークマン イージス防水防寒スーツの価格
ワークマンと言ったら、ポケットが多いなど機能面が良いのに価格が安いことで人気ですよね!
最近はデザインにもこだわっています。
近年、どの分野においても物価高…。
当然スノー界隈にも言えることで、リフト代から板、道具、全てにおいて高騰しています。
にも関わらず!!!
値段は一昨年と同じ、
税込で、4,900円!!
それも、上下セットで!!

価格を変えずに販売しているのは本当に凄いことですし、ユーザーとしてはとてもありがたいの一言。
コスパ最強と言っても過言ではないでしょう!
ワークマンウェアのイージス防水防寒スーツを試着
身長・・・178cm
体重・・・71kg
ウェア内の服装(上)・・・ビックサイズパーカー
ウェア内の服装(下)・・・薄めのワイドパンツ
スノーミント・・・3Lサイズ

2025/26モデルのワークマン イージス防水防寒スーツは、コンセプトに合わせて5つの種類があります。
スノー、フィッシング、スポーツ、バイク、ワークですね。
防水防寒という面は同じですが、デザインや機能面においては多少異なります。
どれを使っても良いですが、やはりスノー系を目的として販売してるスノーブラウンとスノーミントは、見た目も機能も相性がバッチリです。
違うコンセプトのイージス防水防寒スーツの性能の違いに関しては、2023年の試着記事に詳しく書いてますので割愛します。
2023/24モデルと2025/26モデルのイージス防水防寒スーツを比較
2023/24モデルと2025/26モデルのワークマンのイージス防水防寒スーツを比較してみましょう。
デザイン・カラー

パッと見た感じでは似ていますね。
前閉じのファスナーのところが剥き出しか、留めるところがあるかの違いです。
しかし、カラーに関しては、2025/26モデルは限定色を含めると2色展開になっています。
2025/26モデルは、スノーブラウンとスノーミントです。
2023/24モデルはスノーキャメルのみでした。
そして、着比べてみると細かな違いがありましたのでお伝えしていきます。
サイズ
まずは、公式サイトの数値でサイズを見比べてみます。
上が2023/24モデル、下が2025/26モデルです。


筆者の購入サイズが3Lなので、3Lで比較していきます。
ジャケットに関しては、2023/24モデルの3Lが、2025/26モデルのLLに相当していますので、サイズがワンサイズ分大きくなっています。


赤い線で襟から裾までの大きさを可視化しましたが、ワンサイズ分大きくなっていますね!
白いビックサイズパーカーをあえて外に出して試着した画像も見てみましょう。


試着で見ても一目瞭然ですね!
スノーミントのウェアに関しては、前側はほんの少しパーカーが見えるぐらいで、後ろ側は完全に隠れてます。
パーカーのサイズはかなり大きいので、その大きさと同じぐらいとして見ると、動くことを考慮して考えても良いサイズ感になっています。
パンツに関しては、変更点が無いようにも思いますが、重ねて比べてみると本当に微妙にですが太くなってます。
上が2023/24モデルで、下が2025/26モデルです。

また、股上に関しても微妙にですが、長くなっているように思います。

キルティング加工・少し薄く感じる
ポジティブな意味で少し薄く感じます。
サイズが大きくなったのが影響しているのか、中ワタの感じが少し違うのか、モコモコ感が少し減りました。
2025/26モデルの内生地にはキルティング加工されています。
2023/24モデルにはされていませんでした。

薄く感じるのは、キルティング加工が影響しているのかもしれませんね。
見た目がシュッとした感じになって良いですね!
内ポケットと背中ポケットが付いた
内ポケットは、2023/24モデルはネットタイプのものしかありませんでしたが、2025/26モデルには左胸に内ポケットが追加されています。

また、背中にもファスナーポケットが付きました。

背中に物を入れるということがあまりないですが、クッションを入れることで座っているときの冷たさ緩和や転倒の衝撃緩和ができそうです。
地味ではありますが、ポケットが増えるのはありがたいところです。
サイズ、薄さ、ポケットとマイナーチェンジですが、この変化はかなり嬉しいところですね!
ワークマンウェアのイージス防水防寒スーツの基本性能
ここからは、2025/26モデルのイージス防水防寒スーツの性能を紹介していきます。
商品タグ・洗濯表示タグ


※3Lサイズの商品タグ
上下セットの商品になってます。

手洗いマーク(40℃の水を限度に手洗いができる表示)と、自然乾燥マーク(日陰に濡れたまま吊り干すのが良い)が書いてますね。
サイズ
サイズは、Sサイズから3Lまで。
耐水圧・浸透度
・浸透度(表地)20,000g/㎡/24h
耐水圧とは
JISが定めた測定方法によって、生地表面がどのくらいの水圧まで耐えられるかを表した数値です。
数値が高いほど防水性に優れています。耐水圧10,000mmとは、素材に10mm四方×高さ10mの水柱を立てても水が染み出さないことを表しています。
※繰り返しの洗濯や使用時の摩擦によって機能は少しずつ低下します。
浸透度とは
レインウェアの蒸れにくさの基準です。
生地の素材1㎡あたりに24時間で何gの水分が透過したかを表す数値で、数値が高いほど蒸れにくくなります。※透湿は蒸れを軽減する機能であり、完全に蒸れないということではありません。快適な環境で作業する為の補助的な機能です。
この耐水圧の数値は、通常のスノーウェアとしてはよくある数値で過酷な環境でなければ問題なく使えます。
また、浸透度に関しては数値は高いです。
ワークマンは蒸れにくい生地の商品を多く出していることもあり、得意分野とも言えますね!
この機能面でもコストパフォーマンスが良いです。
防寒というだけあって暖かい
ワークマンのイージス防水防寒スーツには、中ワタが入っています。
そのため、インナーを暖かくすること前提ですが、過酷な環境以外であればスキー場での使用でも問題なく使用できると思います。
今までのウェアを使ってきましたが、十分に温かかったです。
むしろ滑っていると汗をかくほどでした。
ただ、多少のモコ感は出てしまいます。
それでもダウジャケットのように分厚いわけではなく、適度な量で収まっているので見た目も良くできています。
キルティング加工
2025/26モデルは、内側が上下ともにキルティング加工がされています。

キルティング加工のおかげで中ワタの偏りが出づらくなり、均一になるため見た目としても良くなります。
また、保温効果も期待されていて、同じ物でも細かな配慮によって良い効果を生み出してくれていますね。
ワークマンウェアのイージス防水防寒スーツのジャケットの機能
ハンドゲーター・ウエストパウダーガード


ハンドゲーターとウエストパウダーガードは、雪の侵入を防ぐのに役立つ機能です。
ファスナー付き胸ポケット・大型ポケット
左側のみですが、ファスナー付き胸ポケットが付いてます。

大きめのスマートフォンでも問題なく入れられる大きさです。
また、ジャケットのポケットは、大型ポケットになっています。

ボタンは付いてますが、ファスナーが付いていないので使用の際は気をつける必要はあるでしょう。
内ポケット二つ
内ポケットは二つあります。
一つ目は、左胸側に面ファスナーで止められる内ポケットがあります。
面ファスナーが大きめなのはありがたいところ。

このポケットには、内側に仕切りがあって中で二つに分かれて収納できます。

二つ目の内ポケットは、大きいネットタイプです。

面ファスナーで留められますが、面ファスナーが小さいので、鍵などの貴重品を仕舞うのは少し怖いですね。
カイロやポケットティッシュなど小物を入れるのには良いでしょう。
背中ポケット
2025/26モデルには、背中ポケットが付いています。

ファスナーが付いているので物を落とす心配はありません。
クッションを入れると座っているときの冷え防止にも使えます。
深さは指の位置ぐらいまであります。

裾アジャスター
裾を絞る裾アジャスター機能が内蔵されています。

パウダー滑走の際の雪の侵入を防ぐときに使ったり、見た目を変えたい時に使えます。
紐の位置がファスナーのすぐ横に付くようになりました。

これによって、大型ポケットの中にある紐を引っ張るだけで裾を絞ることができます。

袖口調整

袖口を面ファスナー調整可能です。
そのため、大きめのサイズを購入しても調節できます。
リフト入れ収納ポケット

リフト券を見せるタイプのケースは付いていませんが、ICカードのリフト券なら収納ポケットに入れて使うことができます。
手袋ドッキングフック

細かな点ですが、グローブをドッキングするフックが付いています。
フードアジャスター

フードアジャスターが付いているので、紐を引っ張って調整することで吹雪のときなど顔への雪の侵入を緩和できます。
ワークマンウェアのイージス防水防寒スーツのパンツの機能
ブーツゲーター

ブーツゲーターがあることで、ブーツの中へ雪が入らなくなります。
使い方は、ブーツに被せるようにして使います。
裾口調整

元々そこまで裾が広いわけでないので、多少ですが面ファスナーで裾口の広さを調整できます。
ポケット

パンツのポケットには、ボタンが付いています。
しかし、ファスナーは付いていないので貴重品を入れるには少し心配です。
小物を入れるのには良いですね。
ウエストゴム

ウエストゴムが付いているので、ウエストの広さは調節されます。
ベルトループはありますので、必要なら別でベルトを通して着けることも可能です。
デザイン面や機能面で惜しいと感じるポイント
ダブルジッパーだとありがたい
ジャケットのジッパーがシングルなのが惜しいところ。

シングルだと、お腹あたりに生地が溜まりやすく、少し野暮ったく見えてしまいます。
ダブルジッパーにしてもらえたら見た目にも動きやすさに関しても本当に最高なのですが、ここは数年変化がありません。
ベンチレーションがあると完璧
残念ながら風通しを良くできる機能のベンチレーションはありません。
ここ数年は冬の時期でも暑いときがあって、動いていると汗をかいてしまうので、蒸れてしまうことがあります。
そういうときでも快適に使えるようにベンチレーションがあると、より最高ですね。
ポケットにファスナーがあると一安心
ポケットが胸ポケットと背中ポケット以外、ボタンか面ファスナーというのが残念です。
カバーがあったとしても雪は入ってきますし、物が落ちることもあります。
スキー場では、物を落としてしまうと雪に埋もれてしまうこともあり、見つけるのがとても困難です。
また、ポケットに雪が入ると中のものは濡れてしまうので、ファスナーで侵入を防ぎたいところですね。
そういった観点からも、ファスナーを付けて欲しいところです。
パンツのウエストパウダーガードがほしい
パンツのウエストパウダーガードがあると、着こなし方にバリエーションができます。
また、パウダーガードがあることで雪の侵入も防げます。
スノー系というジャンルにするのであればパンツにウエストパウダーガードを付けた方が良いです。
ジャケットのパウダーガードを無くしてでも、パンツに取り付けた方が需要が増えると思います。
パンツのカラーバリエーションを増やしてほしい
イージス防水防寒スーツに関しては、コンセプト別のもあわせても全てのパンツが黒一色なのが残念。
黒色が悪いわけではないですが、違う色もあった方が選ぶ楽しみが増えますからね。
別売りのものでも、スノー系に寄せたパンツはないのでそこも残念。
別売りでもいいので、パンツにウエストパウダーガードを付けて、カラーバリエーションのあるものを出してくれたら需要が増えると思います。
まとめ
今回、筆者は限定カラーのイージス防水防寒スーツを購入してみました!
ウェアとしては格安ですし、高機能かつデザインも良くなっていてとても良い方向に進んでいます。
スノーミントは、女子向けのカラーリングなんだと思いますが、男性でも問題ない範囲の色合いです。
限定カラー目的ならワークマン女子にて在庫確認してみてください。
発売されて間もないですが、売れ切れ必死ですので、早めに買いに行くことをおすすめします!





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