サマゲレの服装だけに留まらず、私服までワークマン(workman)で買うほど好きな筆者。
好きな理由は、価格の安さと機能面にあります。
そして、このワークマンのコスパ最強のスノーウェア
・AEGIS スノー防水防寒パンツ
を発見したのです!
今回は、試着した写真と機能を紹介させてください!
商品タグや公式ページでは書かれていないところまで細かく機能を書いていますよ。
※雪の上で使用する前にわかる、商品の性能について書いた記事です。
ワークマンのスノーウェア
ワークマンは、仕事着だけではありません。
広告がたくさん出ているので知ってる人も多いと思いますが、近年ではアウトドアやスポーツ関係にも力を入れています。
アウトドアやスポーツ関係は、ワークマンの中でもいくつかブランドがあり、特に下記のブランドが力が入れているように思います。
・ファインドアウト (Find-Out)
・イージス (AEGIS)
・ヒートアシスト (HEAT ASSIST)
これらのブランドから、それぞれ冬にも暖かい服が出されていますね。
そして、スノースポーツに合わせて作られているスノーウェアも数年前から出しているようです。
実はすでに、昨年にパンツを購入して使用しています。
こちらの商品はかなりストレッチ性が高いのでとても快適で、値段が税込で2,900円と安価なところに惚れて買いました。
ただ、この値段でしたので、すぐに破けないかと耐久面が最初は心配ではありましたね。
実際に使ってみると、カービングターンで膝やお尻を雪面に擦ってもすぐにダメになることはありませんでした。
19-20年は短いシーズンではありましたが、シーズン通して使うことができて感動してます。
ただ、昨年モデルのパンツは雪面に擦ることで比較的すぐにケバが立ってきてしまい、防水性が落ちてきたところが欠点ではありました。
それでも、筆者にとってコスパ最強なのは間違いなかったので、今年も新たに発売されたのを確認して早速ワークマンへ。
実物を確認すると、明らかに去年モデルよりもパワーアップしていたのです!
それでも値段は変わらず、上下合わせて税込で8,000円以下と驚異の安さ!
今まで、定価で上下セット1万円を切るウェアは中々なかったのではないでしょうか。
この驚異の安さを誇るのがワークマンなんです。
ワークマンのスノーウェアを試着
まずは、試着した姿を先に載せます。
身長・・・178cm
体重・・・72kg
ウェア内の服装(上)・・・モコモコした厚めのフリース
ウェア内の服装(下)・・・ジーパン
キャメル・・・3Lサイズ
スチールグレー(マットチックな水色)・・・3Lサイズ
カーキ・・・LLサイズ
黒・・・3Lサイズ
どうですか?
見た目は、完全に普通のスノーウェアですよね。
中に普通の服を着ても、この見た目ですから悪くないでしょう。
筆者としては、これからスノースポーツを始める方には、レンタルよりもおすすめできます。
その理由は、これから紹介する多機能さとコスパの良さにあります。
周りに、「スノーボードはお金がかかるから…」と考えている方がいたら、ワークマンのスノーウェアを勧めてみてはいかがでしょうか?
ワークマンの2020年イージス スノー防水防寒ジャケットの性能
ここからは、ジャケットとパンツそれぞれの性能を紹介します。
2020年 イージス スノー防水防寒ジャケットの販売ページ
ワークマンのオンラインは下記のリンクから飛べます。
●商品名:AEGIS スノー防水防寒ジャケット
●品番:H710A
※現在はオンラインの商品在庫がないようです。
商品タグ・洗濯表示タグ
※3Lサイズの商品タグ
値段は、税込で4,900円と驚愕の安さです。
手洗いマーク(40℃の水を限度に手洗いができる表示)と、自然乾燥マーク(日陰の濡れたまま吊り干すのが良い)が書いてますね。
カラー・サイズ
・キャメル
・スチールグレー
・カーキ
※三色展開
・M(77・49)
・L(79・50)
・LL(81・51)
・3L(83・52)
後ろの丈が少し長いオシャレなデザイン
試着画像を見るとわかると思いますが、後ろの丈が少し長いです。
そのため、後ろからの見た目が良く見えます。
後ろが長めのため、ウエスト位置が少し下に来るように着るパンツにも合わせやすいデザインです。
また、スノーボードでは雪の上に座ることが多くあるので、後ろの丈が少し長いとお尻までカバーしてくれることもあります。
お尻の冷え防止にも繋がるナイスなデザインですね。
軽くて暖かい
安いウェアは、防寒のためモコモコしやすいですが、このジャケットは薄めにできています。
しかし、薄くても中側や襟はフリース生地のようになっており、帽子や腕は中綿みたいになっているので暖かいです。
そして、軽めにできています。
ワークマンの今までの技術がここで活きているのだと感じます。
生地が柔らかく動きやすい
生地が柔らかいので、少しストレッチが利きます。
と言っても過剰にストレッチするわけではありません。
それでも、基本的な動きは妨げないぐらいは動きます
特に背中が突っ張る感じがないのが良いところです。
耐水圧・浸透度
浸透度・・・5,000g/㎡/24h
耐水圧とは
JISが定めた測定方法によって、生地表面がどのくらいの水圧まで耐えられるかを表した数値です。
数値が高いほど防水性に優れています。耐水圧10,000mmとは、素材に10mm四方×高さ10mの水柱を立てても水が染み出さないことを表しています。
※繰り返しの洗濯や使用時の摩擦によって機能は少しずつ低下します。
透湿度とは
レインウェアの蒸れにくさの基準です。
生地の素材1㎡あたりに24時間で何gの水分が透過したかを表す数値で、数値が高いほど蒸れにくくなります。※透湿は蒸れを軽減する機能であり、完全に蒸れないということではありません。快適な環境で作業する為の補助的な機能です。
耐水圧と浸透度は、スノーウェアの性能として参考にしやすい数値になります。
この数値が全てではありませんが、低すぎると雪が染みてきたり、群れやすいので注意してください。
そして、耐水圧10,000mmと浸透度5,000g/㎡/24hは、スノーウェアとしてはよくある数値で基準値とも言えるでしょう。
高い数値とは言えませんが、過酷な環境でない限り問題のない範囲の基準には達していると言えます。
脇ファスナーベンチレーション
ベンチレーションとは、通気性を良くする機能です。
雪山で快晴になると日差しも強く、スノーウェアを着ていると暑く感じることもあります。
そのときに、脇のファスナーを開けることで風の通りを良くして涼しくすることができます。
フード取り外し
なんと、このウェアはフードを外すことができます。
フードを外せるスノーウェアはそう多くはありません。
細かなところにアイデアが詰まってます。
フードアジャスター
フードアジャスターを使うことで、帽子の絞り具合を調節することができます。
そして、フードアジャスターは被り口と頭囲の二ヶ所を調節できるように付いています。
収納式パスケース
スキー場と言えばリフト。
リフトと言えばリフト券が必ず必要になります。
このリフト券を入れるパスケースが内蔵されているのは、初心者とかには特にポイントの高いところでしょう。
また、パスケースは収納可能なので、使わない人はファスナーを閉じて仕舞っておくことが可能です。
ファスナー付き大型ポケット・胸ポケット・内ポケット
ファスナー付き大型ポケットは、ジャケット下部の両サイドに付いています。
大きめのポケットでファスナー付きってところは、ポイント高いですね。
さらにファスナーの位置も横ではなく、上側なので、転んだ拍子にファスナーが開くようなことはほぼあり得ません。
小銭入れなどを持ち歩いても、ファスナーを閉めておけば無くす心配は少ないでしょう。
胸ポケットは、iPhone7plusが入るぐらいのサイズになっています。
そのため、だいたいの携帯は胸ポケットに仕舞えるでしょう。
ファスナー付きなところも嬉しいポイントです。
内ポケットに関しては、サイズが大きいですがファスナーは付いていません。
そのかわり一箇所だけマジックテープで止められるようになっています。
貴重品を入れるには少し心配ですが、ポケットティッシュやホッカイロなどを入れるには良いでしょう。
ウエストパウダーガード
スノーウェアのほとんどにパウダーガードが付いています。
パウダーガードとは、体にフィットするようにできたウェア内部の裾や袖などに設ける機能のことです。
パウダーガードがあると、ウェア内に雪が侵入しづらくすることができます。
このパウダーガードを付けていることから、ワークマンもスノーウェアの分類として売り出していることがわかります。
ダブルジップ
ダブルジップとは、チャックが2つ付いているもののことです。
個人的にはダブルジップかどうかが、選択を決定づけるほど気にしてるポイントです。
理由は、筆者は体が細いとは言えないので、裾幅が狭い上にシングルジップだと脚が動かしにくくなるからです。
その点、ダブルジップだと下側を開けることができるので脚の可動を妨げずに済むところが気に入ってます。
裾アジャスター
裾を絞る機能が内蔵されています。
ウェア内への雪の侵入をより防ぎたいときには最適な機能でしょう。
パウダー滑走のときに効果を発揮しそうです。
リストゲーター
リストゲーターは、腕用のパウダーガードです。
少し簡易的なものですが、紐を引っ張ることで袖口が絞られます。
これにより雪の侵入を防ぎます。
ただ、袖口の締まり具合が弱いので、期待し過ぎには注意です。
袖口サムループ
袖口サムループが付いていることで、グローブとの密着度を高めることができます。
ワークマンの2020年イージス スノー防水防寒パンツの性能
2020年 イージス スノー防水防寒パンツの販売ページ
ワークマンのオンラインは下記のリンクから飛べます。
●商品名:AEGIS スノー防水防寒パンツ
●品番:H720A
※現在はオンラインの商品在庫がないようです。
商品タグ
※3Lサイズの商品タグ
値段は、税込2,900円です。
ジャケット同様、手洗いマーク(40℃の水を限度に手洗いができる表示)と、自然乾燥マーク(日陰の濡れたまま吊り干すのが良い)になってますね。
カラー・サイズ
・黒
※一色のみ
・M(75〜82・79)
・L(80〜87・80)
・LL(85〜92・81)
・3L(90〜100・81)
ブーツカットでキレイなシルエット
昨シーズンモデルはストレート形状のような形でしたが、2020年のイージス スノー防水防寒パンツはブーツカット形状になっています。
そのため、膝あたりが少し絞られて立体的に見えます。
これによりキレイなシルエットに仕上がってます。
耐水圧・浸透度
浸透度・・・5,000g/㎡/24h
動きやすいストレッチ素材
昨シーズンモデルのほうが若干ストレッチ性は高かったように思いますが、2020年モデルもストレッチ性はあります。
※過剰に伸ばすと破ける危険性はあります。
そのため、少し大きめのを購入すれば、大きく動いても動きを阻害することはないでしょう。
両脇ファスナーポケット
パンツのポケットにもファスナーが取り付けられています。
そして、ポケットの中もゆったり目になっており、しっかりと物を収納できます。
ウエストサイドアジャスター
ウエストサイドアジャスターを使えば、ベルトを使わなくともウエストを絞めることができます。
簡単に腰にピッタリとフィットするように調整可能です。
ブーツゲーター
ブーツ用のパウダーガードが内蔵されています。
ブーツ内の雪の侵入は、足元を冷やす原因になるので、ブーツゲーターが付いてあるのはありがたいポイントです。
袖幅ブーツアジャスター
ブーツを履くことを計算しており、袖幅が広く設計されています。
そして、マジックベルトを使うことで好みの幅に調整が可能となっています。
締め切ると、雪の侵入をより妨げることができます。
エッジガード
この機能は、スキーには使えるもので、スノーボードにはあまり重要視されないものです。
ブーツ内側の生地を少し強化しています。
スキーのターン中にエッジがブーツ内側にぶつかるときにウェアがすぐに破けないように考えられているのでしょう。
デザイン面や機能面で惜しいと感じるポイント
ジャケットの着丈・サイズ
筆者みたいに身長が170cm後半以上で、体重もそこそこあるような人にとっては、着丈が短く感じることでしょう。
Twitterなどでも「着丈がもう少し長ければ…」というコメントが散見しているのを見かけたので、筆者と同様に着丈が長いのが好みの方も多いのかもしれませんね。
ただ、170cm前半までの人で痩せ型の人ならワン、もしくはツーサイズ大きいのを着れば十分丈が長く感じられるようです。
ということで、解決方法としてはサイズ展開を5Lまで出してくれると、より満足するユーザーが増える気がします。
筆者の個人的な要望が強いですが…。
ジャケットのリストゲーターのフィット感
ジャケットのリストゲーターが付いているので、とても嬉しくはあります。
しかし、フィット感は弱いと感じる方も少なくないはず。
もう少しフィット感を上げられると満足する方も多いのではないでしょうか。
パンツのウエストパウダーガード
パンツのウエストパウダーガードが付くと、より着方のバリエーションが増えて楽しめるウェアになる気がします。
最近は腰履きするスタイルは減ってきていますが、ジャケットに合わせて股下が見え隠れするぐらいに軽く下げて履くことのが多いように思います。
ウエストパウダーガードがあることで、パンツのウエスト位置を好きな位置に調整しやすくなります。
そして、パウダーガードをつけることで中に着ている服に雪が付きにくくなります。
パンツのウエストパウダーガードは、ジャケットのよりも使われやすいと思うので、付けることで喜ぶ人は多いと思います。
カラーバリエーション
カラーバリエーションは、特にパンツに言えることです。
2020年モデルのパンツは、色が黒一色になってしまいました。
昨シーズンモデルは、カーキ、ワインレッド、黒の三色です。
おそらく今シーズンはワークマンのスノーウェアを使う人が多くなると思ってます。
そのため、被る方も多いのではないでしょうか。
今後はカラーバリエーションを増やして、選ぶ楽しさを出してくれると、被ることが少なくなり、確実に喜ばれることでしょう。
まとめ
今回は、大好きなワークマンだからこそ熱く語ってしまいました。
すでに2020年モデルのウェアでも、この価格で考えれば十分過ぎる性能の良さです。
しかし、実際に現地で楽しんでいる筆者としては、あともう一段階考え込まれると何も言うことはなくなるのではないかと思いました。
ただ、値段を釣り上げ過ぎても現ユーザーが去ってしまう可能性があるので、考え方によってラインナップを増やしてみるのも面白いかもしれないですね。
ワークマンにこの意見が届く可能性は低いですが、切に願い書かせていただきました。
今後のワークマンに期待して、次のモデルも楽しみにしています!
また、今回は雪上で使っていない状態で分かり得る性能を取り上げています。
実際に雪の上で使うとどうなのかは、今は何とも言えませんので、使ってから別の記事で書かせていただきます!
コメント
スキー場でスキーやスノボのセットだけ借りればOKですね。
最初はレンタルするのもアリですね!
でも、彼氏彼女、知り合いの誘いとかで、何回か行く可能性があるなら安いウェアや中古のウェアを買うほうが結果的に安く済みますよ。
レンタルよりも見た目が良かったりもしますしね。