私自身は、サマーゲレンデの施設によく行き、それぞれの施設で本当に違う感触があります。
そこで、私が行ったことのあるサマーゲレンデのレポートをし、どのような特徴があるのかをお伝えしていくことを考えています。
まずは、私がよく行く丸沼高原スキー場のサマーゲレンデです。
この丸沼高原スキー場のサマーゲレンデは、どのような特徴を持っているのでしょうか。
丸沼高原スキー場のサマーゲレンデのコースの特徴
早速、丸沼高原スキー場のサマーゲレンデの特徴をお伝えしていきます。
丸沼高原スキー場の特徴は、ブラシがスノーエースと呼ばれるスノーマットを使っていることです。
上記の画像のブラシが実際に丸沼高原で使われえているスノーエースです。
画像ではちょっとわかりにくいですが、ブラシと呼ばれる毛先が長めにできており、触った感触は比較的柔らかめです。
このブラシにエッジが引っかかることで雪に近い感覚を得ることができます。
エッジが引っかかることで雪に近い感覚を感じるとお伝えしましたが、これはあくまでカービングターンができること前提の意見です。
ターンができるレベルであっても、カービングターンができない場合は、板がズレて転倒する可能性がとても高いです。
滑るレベルとしては、最低でもカービングターンができるレベルであることが条件と考えています。
また、プラスチックの上を滑れるようにしている資源は「水」です。
上記のようにスプリンクラーのようなものから下から散水されて、ブラシと板の間の摩擦を弱くし、滑走させています。
また、丸沼高原スキー場の滑走距離は400m、最大斜度が15度、平均斜度に関しては11度となっています。
コースは、イエローコースと呼ばれるコースで、冬には多くの様々なレベルの方が滑られるコースです。
実際に滑って感じたコースに関しては、「上半分」と「下半分」とで分かれている印象です。
上半分は、斜度が緩めであり、どのように滑るのかを確認しながら滑られます。
初心者でも滑りやすい斜度と言えます。
下半分は、斜度が少し急になります。
少しコース自体にうねりがありますが、そこまで大きなうねりではありません。
中級者であれば、何とか降りられる程度でしょう。
冬なら問題なく降りれる「中級者」が何とか降りられる程度としている理由は、「サマーゲレンデが冬よりも難しい」からです。
雪面よりも転倒しやすいと言えるでしょう。
丸沼高原スキー場のサマーゲレンデは転んでも比較的痛くない!
先程の章で、転倒しやすいとお伝えしました。
そして、この見出しで「転んでも比較的痛くない」としています。
恐らく「痛くないのか?」と疑問を浮かべる方もいるかと思いますが、実際には「痛い」です。
それでは、なぜ「比較的痛くない」としたのかの理由は、「他のサマーゲレンデと比べると痛みを感じづらい」からです。
プラスチックの上に転ぶわけですから、少なからず痛みはあります。
そして、この痛みを軽減するためにも、「プロテクター」を用意する必要があるのです。
丸沼高原スキー場では、数に限りがありますが「ひじ」と「ひざ」のプロテクターを無償で貸し出ししています。
レンタルルームに用意してありますので、店員さんに声をかけてレンタルしましょう。
また、「ヘルメット」もあるとなお良いです。
ヘルメットに関しては、サマーリュージュ用がありますが、サマーゲレンデ用のは見あたりませんでした。
ヘルメットはあった方がもしものときに安心ですので、購入しておくことをおすすめします。
もちろんプロテクターも持参して問題ありません。
できることなら、「手首」のプロテクターも用意できるとより良いです。
「ヒップガード」や「上半身」のプロテクターも装備しているとより安心です。
プロテクターは、サマーゲレンデで滑るにあたってとても重要なアイテムですので、必ず着用しましょう。
また、「比較的痛くない」としていますが、丸沼高原スキー場のスノーエースは他のブラシよりも【怪我がしやすい】と言えます。
怪我がしやすい理由は、ブラシのくぼみに原因があります。
この滑走中に転倒してしまうと、指がブラシのくぼみに入り、大怪我につながる可能性があるのです。
実際に私も転倒して薬指を骨折したこともあります。
この怪我を防ぐためにも、「ミトンタイプのグローブ」もが必要になります。
5本指の手袋では、指が独立してしまうため、怪我する可能性は高いままです。
その点、「ミトングローブ」であれば、親指以外の指は怪我がしにくいです。
ミトングローブを着けているからと言って、怪我をしないわけではないですが、未然に防げる可能性は上がります。
これに併せて、服装に関しても肌を露出しないようなものを用意しましょう。
丸沼高原スキー場なら普通の板でも滑られる
身の安全を確保したら、滑ることも考えていきましょう。
丸沼高原スキー場のサマーゲレンデが使っている「スノーエース」は、ブラシが柔らかいこともあり、ソールを削ることはほとんどありません。
私は数年丸沼高原スキー場で滑っていますが、一度もソールを削ったことはありません。
逆にブラシの繊維のようなものが摩擦で板にくっつくことはあります。
ただ、板をスクレーバーで擦れば取り除くことはできます。
爪でも擦れば取ることができるほどです。
このように、普段使っている板でも滑ることができるのが大きなメリットと言えるでしょう。
サマーゲレンデは滑走性に難あり?滑走性を上げるための道具
サマーゲレンデ全体に言えることですが、滑走性にストレスを感じることがあります。
そして、他のサマーゲレンデと比べても丸沼高原スキー場は、よりストレスを感じます。
恐らく、長年サマーゲレンデの営業をしていることによるブラシの劣化や、ブラシの毛先が長くやわらかいという特徴からくるものではないかと考えています。
それでは、滑らないのでしょうか。
いえ、丸沼高原スキー場のサマーゲレンデでも滑走性を上げることのできるアイテムがあります。
まずは、「ワックス」です。
冬用のワックスでは滑りがあまり良くありませんので、「サマーゲレンデ用」を用意しましょう。
ホットワックスでなければ塗ることができませんが、コーティングができれば、塗らないときと比べて劇的に滑ります。
おすすめは、「マツモトワックス」の「THE BRUSH WAX」です。
持続性は、気温などによっても異なりますが、大体「3~4本」程度は持つかと思います。
スキー場内でホットワックスをするのであれば、ゲレンデの入り口付近のウッドデッキに丸沼高原スキー場のコンセントがあります。
そこであれば、アイロンを持参して、塗っても大丈夫です。
ただし、丸沼高原スキー場もこのコンセントを利用していますので、事前に付いているものは抜かないようにしてください、
また、ワックスの他にも滑走性を上げるアイテムがあります。
それは、「シリコンスプレー」です。
ピスラボなどのサマーゲレンデの中には、スキー場がシリコンワックスを染み込ませた布やマットを用意しています。
これと同じようにシリコンスプレーを滑走する前にソールに吹きかけます。
持続性は、「1本」です。
そのため、毎回吹きかける必要があります。
そこが手間ではありますが、シリコンスプレーを塗るのと塗らないのでは滑走性に大きな違いがありますので、ぜひ用意したいアイテムですね。
サマーゲレンデのグリップ力は?
サマーゲレンデの中でも気になるところと言えば、グリップ力でしょう。
言葉を変えますと、「普通に滑ることができるのか?」ということですね。
まず、初心者には、正直難しいと思っています。
私も一度は怪我をして挫折しました。
それでは、冬と比べて丸沼高原スキー場のサマーゲレンデに、どのような違いがあるのかをお伝えしていきます。
・エッジグリップが失われやすい
・板の操作性
スピードが出ないことに関しては、先程の章でお伝えしたとおりですね。
他に冬と大きく違うところは、エッジグリップがしづらいところです。
カービングターンができる上級者であれば、エッジをブラシに食い込ませることができるので、しっかりとターンができる方もいます。
しかし、カービングターンが多少できる程度の方やそもそもカービングターンができない方ですと、板が暴れてしまいます。
そのため、ふとしたところで転倒してしまうことがあるのです。
ターンの後半まで乗ってしまうと、グリップ力が失われて転倒してしまいます。
また、板の操作性は冬と比べて悪いです。
ブラシの毛先にエッジが引っかかってしまうことがあり、思ったように動かないことがあります。
丸沼高原スキー場のブラシは、そこまで引っかかりがないため、板をズラすこともしやすいですが、それでも雪と比べるとやはり操作はしづらいと言えるでしょう。
このように完全に冬と同じとは言えません。
しかし、丸沼高原スキー場のサマーゲレンデで滑られれば、冬になったときに確実に上達していることが実感できるはずです。
それほど練習には最適と言えます。
また、カービングターンをされる上級者の方には、ぜひエッジを研げるアイテムを用意しておくことをおすすめします。
エッジ次第で、滑り心地が全然違いますよ。
ちなみに丸沼高原スキー場には、エッジ研磨台が常設されているので、利用することができます。
丸沼高原スキー場は併設施設が充実している
丸沼高原スキー場は、数年前にセンターハウスを改装しています。
そのため、とてもきれいになり、センターハウスに「温泉施設」ができました。
サマーゲレンデで疲れた体を癒すのに、ピッタリです。
ただ、受付時間は「17時」までで、営業時間は「18時」までですので、ギリギリまで滑っていると温泉に入れない可能性もありますので、お気をつけください。
料金は大人「700円」、小学生「500円」です。
そして、他にも「オートキャンプ場」「ツアーアドベンチャー」「サマーリューシュ」「ロープウェー」「頂上でのカフェ」など魅力溢れる楽しみ方があります。
このようにオフシーズンでも楽しめる施設が多くあることから、丸沼高原スキー場のやる気があることが伺えます。
サマーゲレンデだけではなく、他の楽しみ方もできる丸沼高原スキー場にぜひ行ってみてください。
まとめ
最後に丸沼高原スキー場のサマーゲレンデを滑る際に用意しておくことをおすすめするものをまとめます。
・ヘルメット
・ミトンタイプのグローブ
初心者であっても、このアイテムは用意しておきましょう。
また、カービングターンをする方は、下記のアイテムも用意しておくことをおすすめします。
・シリコンスプレー
・サマー用ワックス
怪我には十分に気をつけて滑走するようにしてくださいね。
このサイトでは、怪我やボードの破損に関しては、一切責任が持てないことご理解をお願いいたします。
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