久々の投稿ですが、今回は書いておかなければと思ったことだったので書きました。
筆者は、毎年恒例ということで2023年も相変わらずサマーゲレンデに行っています。
そして、今回のスタートはふじてんスノーリゾートのサマーゲレンデからです!
ふじてん自体は三年前?四年前?が最後で、久々にあのふじてんの良く噛んで、ズラしもしやすいブラシを堪能しようと楽しみに………していたのですが、今回行ってみると状況が以前と違って変わってしまっていました。
そこで、今回は2023年6月時点でのふじてんサマーゲレンデについてレポートしていきます。
ゲレンデコンディション
スキー場:ふじてんスノーリゾート
天気:曇り
気温:涼しい
滑走状況:ブラシの劣化が激しい
混雑具合:空いている
駐車場:空いている
6月24日の土曜日にふじてんに行ってきました。
休日ということもあり、混み合っていることを想定していましたが、行ってみると駐車場もゲレンデ自体も空いていました。
人口の割合は、朝はスキーヤーが多くいましたが、お昼頃にはスノーボーダーが来て、総合的に見たらスキーヤー6:スノーボーダー4ってところでしょうか。
気温も曇りということや6月下旬ということもあり、真夏の時期に比べると暑さもマシな方で過ごしやすかったですね。
ただ、滑走状況として物申したいことがあります。
サマーマットのブラシの状態がかなり悪かったということですね。
これについてもう少し詳しく書いていきます。
また、サマゲレ初心者でふじてんに行く方にちょっとしたアドバイスもお伝えします。
2023年のふじてんのブラシはハゲているところが多い
まずは、こちらの写真を見てください。
左側が新しいマットで右側が古くブラシがハゲているマットです。
サマーゲレンデはこのマットのブラシがあることでエッジが噛みます。
しかし、ハゲているとエッジが噛みにくいことは容易に想像できるかと思います。
これが実際に滑走する斜面のマットでハゲているとしたら…
かなり滑りづらいですよね。
少し離れた位置からコースを見てみましょう。
こうして見ると、所々で色が薄くなっているところがありますよね。
これはブラシが一部ハゲている部分です。
ということは、当然エッジは噛みにくくなります。
コースの中間だとこんな感じです。
これはなかなかのハードモードなブラシです。
また、所々ブラシが生きているので、滑ってみると【急にエッジが噛んだり】【噛んだと思ったらエッジの噛みが甘くなってズレてしまう】ということが起きるのですね。
ただでさえ違和感が起きやすいサマーゲレンデなのに…
そのため、普通に滑ることも難しく、多くのスノーボーダーが苦戦していました。。。
なお、新しいブラシもあるようですので、どこかのタイミングで新品のマットに変えるかと思います。
ただし、いつ交換するのかはわからないためSNSなどからふじてんの情報を得て、新しくなってからふじてんサマーゲレンデに行くことをお勧めします。
ブラシの状況が悪いふじてんは切り替えが難しい
大体の人がふじてんサマーゲレンデで難しいと感じるところは、切り替えだと思います。
特にヒールサイドターンからトゥサイドターンに切り替えるときに苦戦する方が多いようです。
大きな原因は二つあります。
一つは、ヒールサイドターンが安定せず、ズレてしまう点。
もう一つが、トゥサイドターンに入るときに斜面が見えるあまり恐怖を感じる点です。
どちらにしてもヒールサイドで上手くコントロールできなかったり、グリップしないことで動けなくなることが原因として挙げられるでしょう。
ふじてんサマーゲレンデで切り替えしやすくするためのポイント
古いマットの状態でも滑りに行きたい方もいるかと思います。
そのような方に向けてちょっとしたワンポイントをお伝えします。
先程、ふじてんサマーゲレンデで切り替えが難しいという話をしましたが、攻略法はあります。
その攻略法とは、ターンを意識することです。
その際に勘違いしてしまう2点があります。
①ターンの後半に板を真横に向けない
②直線的に落ちていかない
ということです。
ここに注意してターンをしていきます。
①ターンの後半に板を真横に向けない
まずは、ターンの後半に板を真横に向けない理由から説明します。
ブラシがハゲているところで板が横に向いてしまうと、エッジが引っかかるところが弱くなります。
そのため、ターンの勢いがある状態で板が横向きになると、テールがそのまま下に向くようにズレやすくなります。
こういった理由で横に向け過ぎないことを意識したいですね。
②直線的に落ちていかない
次に、直線的に落ちていかないということですが、
意味合いとしては、斜面を下に落ちていく意識をあまりしないということです。
直線的に落ちていくと、どうしてもターンのラインが「ノ」の字のようになりやすいです。
そうすると、落下してる状態から勢いよくターン後半に板が横に向くことになるので、こちらもターン後半にテールがズレやすくバランスを崩しやすいです。
雪だと足場ができるので、こういった滑りでも大丈夫なんですけどね。
ターンを心がける!
ということで、これらを踏まえて【ターン】をすることを心がけてみましょう。
その際に、
斜めに滑ってから切り替える
という点に気をつけてみてください。
このように斜めに滑る意識をすることで、ターンの前半で落下せずに丸いターンがしやすくなります。
そして、ターンをすると結果的に曲がりやすくもなり、スピードやターンの力のおかげで切り替えもしやすくなります。
最初は、斜滑降をしてからターンを始めるのでも良いですよ。
また、目線もターン方向に向けていくと、斜滑降もしやすく、恐怖心も減ります。
サマーゲレンデで楽しく滑るための知識
ふじてんに限らずにサマーゲレンデ全般に言えることですが、サマーゲレンデを滑る際に楽しむための知識をお伝えします。
プロテクターを付けよう!
まずは、プロテクターです。
プロテクターは、肘や膝、お尻ですね。
ヘルメットもあるとより安全です。
痛みがあると、めげてしまいますし、怪我をしてしまうと後悔してしまいます。
装備したからといって痛くないわけでも、怪我しないわけでもありませんが、できるだけ緩和できるように安全に滑るために装備を整えて楽しみましょう。
装備品は、下記の記事が参考になります。
手のプロテクターを自作しよう!
あとは、手のプロテクターを作ることを強くお勧めします。
サマーゲレンデでは手の指や手のひらが骨折することがあります。
残念ながら専用の商品はありませんし、リストガードては手は守れません。
こういった手の怪我を防止するためにも手のプロテクターを作ってみてください。
しっかりした手のプロテクターを作れば、大きな怪我をかなり防止できます。
詳しくは下記の記事に書いています。
エッジを研ごう!
これは専門的になりますが、エッジの研磨ができるとサマーゲレンデがグッと楽しくなります。
ちゃんと整備された板であれば、ブラシにエッジがしっかりと噛んでくれたりするのでカービングもしやすいです。
ちなみに下記の動画が今回のふじてんでの滑走動画です。
サマーゲレンデ自体に慣れてきて、整備が行き届いている板であれば、状態が悪くてもなんとか滑れるようにもなります。
このように楽しむためにエッジを整備したい方は下記の記事が参考になりますよ。
まとめ
今回、ふじてんサマーゲレンデの記事を書いたのは昔の記事ですごく滑りやすいと書いたまま情報が更新されていなかったからです。
現状は以前とは全然違う姿となっており、マットの劣化のせいで滑りにくくなっています。
この状態であれば丸沼高原スキー場のサマーゲレンデの方が滑りやすいです。
もし、ふじてんが近くて滑りに行きたいのであれば、早くふじてんのマットが新しくなるのを祈りましょう。
なお、丸沼高原スキー場のサマーゲレンデは今年新しくなった部分があるようなので、楽しみです。
この記事を投稿した日の翌日7月15日がオープン日です。
待ちに待ったオープンですので、滑りに行ってきます!
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